一軒家の庭をおしゃれにする7つのコツ|レイアウト実例や目隠しの方法も
プライベートな敷地が持てる一軒家に住むなら、庭のデザインにもこだわりたいですよね。
おしゃれな庭があると外構デザインが一気に華やかになります。
さらに、防犯性や快適性にこだわることで、使い勝手や居心地の良い空間にすることが可能です。
そこで今回は、おしゃれで使いやすい一軒家の庭にするコツを解説します。
敷地に合わせた庭のレイアウト実例や、目隠しのアイデアも紹介しますので、庭づくりを検討されている方は参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
- ・一軒家の庭は素材選びや照明計画、レイアウトなど様々な点にこだわることでデザイン性が高まります。
- ・庭は実用的なスペースのため、お手入れのしやすさや防犯性、快適性などにこだわることも大切です。
- ・庭づくりの実績が多い外構・エクステリア会社に相談し、敷地に合わせたプライベートガーデンをつくりましょう。
一軒家における庭の役割
一軒家では、建物の周りの敷地をつかって、駐車スペースや庭をプランニングします。
庭の役割を使い方を確認し、ご自宅の敷地はどのようなデザイン・レイアウトにするべきかを考えてみましょう。
屋外での家族のくつろぎ空間
庭をつくることで、屋外で家族が集まってくつろげる空間が確保できます。
ガーデンチェアに腰かけて自然の景観を楽しみ、家族とゆったりとコミュニケーションを取れる庭は、第二のリビングとしても大活躍するでしょう。
建物と庭の間にデッキなどをつくれば、室内外をつなぐ空間としての役割も果たします。
子どもやペットが安全に遊べる
庭があることで、子供やペットが屋外で安全に遊ぶことができます。
駐車スペースで遊ぶのでは車の出入りがあって危ないですし、道路へ飛び出してしまう危険性も。
庭周りがブロックフェンスなどで囲まれ、地面が整備された空間なら、安心して外での時間を楽しむことができます。
BBQや家庭菜園などの趣味スペース
庭はBBQや家庭菜園など、アウトドアの趣味スペースとしての役割も果たします。
他にも、子どもとプールを楽しんだり友人と外でお酒を飲んだりと、様々な方法で活用できますよね。
一軒家に趣味部屋や書斎があるように、庭にも自分だけのお気に入りの空間をつくることで、住まいの満足度は高まります。
植栽などで外観デザインの向上に
庭にこだわることで、外観全体のデザイン性が向上します。
芝を敷いたり樹木や花を植えたりすることで、庭に緑が追加されて明るく華やかな印象に。
建物や外構のデザインテイストに合わせて庭をつくり込み、おしゃれな外観の住まいに仕上げましょう。
洗濯物を干すなどの実用性も
庭には洗濯物を干すなどの実用的な活用方法もあります。
日当たりや風通しが良い庭なら、洗濯物もカラッと乾いて心地良いですよね。
プライバシー面に配慮することで、庭の一角が使いやすい物干しスペースとして役立ちます。
おしゃれで使いやすい庭にする7つのコツ
一軒家の庭をおしゃれで使いやすくするためのコツを解説します。
①庭の使い方に合わせた広さを選ぶ
まずは、庭をどのように使うのかを考え、用途に合わせた広さを検討しましょう。
庭の使用頻度が多く、お子様やワンちゃんが走り回るなら、広めの庭の方が使いやすいです。
対して、庭にはちょっとしたガーデニングスペースがあればいいのなら、駐車スペースを広くしたり物置を置いたりした方が使い勝手が良くなるケースも。
庭は比較的お手入れの手間がかかりやすいスペースなので、使い方に合わせて広さを調整することが大切です。
②デザインや安全性を考えて仕上げ方を決める(芝・砂利など)
庭には芝・砂利・コンクリートなど、様々な仕上げ方法があります。
仕上げ方 | メリット | デメリット |
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天然芝 |
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人工芝 |
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砂利 |
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コンクリート・タイル |
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それぞれにメリット・デメリットがあり、どの仕上げがお住まいの庭に合うのかは用途によって異なります。
コンクリートやタイルなどは、1度施工すると他の仕上げに変更するのに手間がかかるため、庭づくりに詳しい専門業者に相談して後悔のない選択をしましょう。
③ウッドデッキ・タイルデッキをプラスする
庭の使い勝手やデザイン性を高めたいなら、ウッドデッキやタイルデッキもおすすめします。
タイルや石張りのタイルデッキは高級感があり、ウッドデッキは温かみのあるナチュラルさが魅力です。
外観・外構どちらにも馴染むデッキの素材や色を選びましょう。
また、デッキがあると建物との行き来がしやすくなるため、庭の使用頻度が高まるケースもあります。
小さなお子様がいるなら、手すりをつけて安全性を高めたりステップ1段を低めに設定したりするなどの工夫も大切です。
お手入れのしやすさや耐久性なども比較しながら、ご家庭に合ったデッキを選びましょう。
④日除け対策をして快適性を高める
庭でくつろいだりプールで遊んだりするなど、長時間過ごすなら日差し対策も忘れずに行いましょう。
コンパクトに収納できるシェードやタープを付けることで、デザイン性を損なわずに日除けすることができます。
外構の工夫で、夏場の熱中症・日焼け対策をした庭をつくってくださいね。
⑤雑草対策でお手入れを楽に
庭のお手入れを楽にしたいなら、雑草対策を取り入れることも重要なポイントです。
雑草は抜くのが大変なだけでなく、外構のデザイン性も下げてしまいます。
次のような方法で対策しましょう。
- ・砂利や人工芝の下に防草シートを敷く
- ・コンクリート仕上げにする
- ・タイル・レンガ・石張りにする
雑草対策としては、コンクリートなどで土の部分を覆ってしまう方法が1番効果的ですが、他の仕上げ方法に変更しにくいというデメリットも。
防草シートでもある程度の効果は見込めますが、隙間から草が生えてきたり、中にはシートを突き破る雑草もあります。
草抜きの手間をどれくらい減らしたいのか、また、将来的な庭の活用方法も考えながらご自身に合った対策を取り入れてみてくださいね。
⑥照明・水栓などの設備も忘れずに
庭の使い勝手やデザイン性を高めたいなら、照明や水栓にこだわることもポイントです。
庭を明るく照らす照明があれば、夜間も外で食事をしたりゆったりと過ごしたりできます。
植栽や建物をライトアップすることで、昼とは異なる庭を見られるという楽しみも。
また、洗車のために駐車スペースに水栓を付ける方は多いですが、庭にも水栓があると次のような使い方ができて便利です。
- ・泥がついたときの手洗い
- ・天然芝や植栽などの水やり
- ・愛犬の給水
- ・プールの準備
- ・BBQで野菜などを洗う
- ・デッキの掃除
庭の目立つ場所に水栓を付ける場合は、立水栓や水受けパンのデザインにもこだわってみてくださいね。
⑦家の中・道路からの動線を意識する
庭をつくるときは、動線を意識したレイアウトを考えることが大切です。
例えば、リビングと庭が隣り合っていれば、行き来がしやすくて使いやすくなります。
道路からは直接は入れないようにブロックフェンスで囲い、玄関の近くから庭に入れるようにすることで、防犯性や安全性を高めることが可能です。
敷地や使い方によって使いやすいレイアウトは異なりますので、ガーデン工事の施工実績が多い外構・エクステリア会社に相談することをおすすめします。
次の章で、使いやすい庭のレイアウト実例を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
敷地に合わせた庭のレイアウト実例を紹介
敷地の形状や広さ、庭の使い方に合わせたレイアウト実例を紹介します。
お住まいの道路付け、建物の配置などと見比べながら参考にしてみてくださいね。
【南玄関】庭と駐車スペースが横並びのレイアウト
南道路の敷地の奥側に建物、手前側に庭と駐車スペースを横並びでレイアウトした事例です。
駐車場と庭の間にはフェンスを施工して、安全性を高めています。
道路と庭の境界には生垣にして、植栽が成長したときに目隠しとして機能するようにしています。
建物と庭の間には広々としたタイルデッキをつくりました。
リビングと室内をつなぐ第二のリビングとして、ゆったりとくつろぐことができる空間です。
【平面図】
【北道路】駐車スペース・建物・庭の並びでレイアウト
北道路に接しているお住まいは、道路沿いに駐車スペースと前庭をレイアウト。
駐車スペースの奥には建物があり、道路からは主庭が見えない配置です。
建物の南側に回ると、砂浜のような美しさの笠間砂で仕上げた、趣のある主庭が広がります。
リビングの真正面にモミジ・ツツジ・ヤマモモなど、様々な種類の木を植え、室内からも植栽を楽しめるようにしました。
コの字型の住まいに合わせて、テラスも施工しています。
3種類の自然石を組み合わせ、窓から庭の石張りへとつながりを持たせたデザインに。
和モダンな建物の雰囲気とマッチする、プライベートな庭が完成しました。
【平面図】
一軒家の庭は目隠しでプライバシー面の配慮を
一軒家に住む方の中には、人目が気になって庭が上手く活用できていないという方も少なくありません。
目隠しを使ってプライバシーを確保した庭のアイデア実例を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
【耐久性のあるアルミフェンスで目隠し】
木目調とシルバーの2色が組み合わさったデザインは、モダンやナチュラルなど、さまざまな外構テイストに馴染みます。
アルミ製のフェンスは耐久性が高く、長い間きれいな状態を保ちやすい点がメリットです。
【和風の住まいに合わせた木製の目隠しフェンス】
和風の庭園に馴染む木製のフェンスで目隠ししました。
程よく隙間が空いたフェンスは、閉塞感がなく風通しも良いため、開放的な庭にしたい場合におすすめです。
【フェンス+植栽でゆるやかに目隠し】
カーポートの奥にある庭のプライバシー性を高めるために、フェンスと植栽で目隠しした事例です。
こちらの住まいのように、道路から庭まで距離があったり駐車スペースを挟んだりする場合は、部分的な目隠しでも十分効果的でしょう。
【レンガの壁と生垣で目隠し】
アプローチ周りはレンガの塀をつくり、庭の南側は生垣で目隠しをした事例です。
植栽での目隠しは、木が成長するにつれて効果を発揮し、お好みの高さに調整しやすいという特徴があります。
まとめ
どのような庭にするかによって、外構デザインに与える印象が大きく変わります。
広さや素材、照明計画など、様々な点にこだわりながら建物と統一感がある庭に仕上げましょう。
また、庭の使い勝手を良くするには、敷地や建物に合わせたレイアウトや日除け・目隠しなどを取り入れることもポイントです。
外構の施工実績が多いエクステリア会社に依頼をし、デザイン性と使いやすさどちらにもこだわった庭をつくってくださいね。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフが敷地の状況を確認し、ご要望や外観デザインにマッチした庭を設計・施工いたします。
イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。
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