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門柱・アプローチ

スロープがある外構のおしゃれな施工事例|勾配や幅、手すりなどのポイントも

スロープがある外構の
おしゃれな施工事例

外構をバリアフリー化したいなら、アプローチにスロープの採用がおすすめです。

そこで今回は、使い勝手の良いスロープがある外構のおしゃれな施工事例をご紹介します。

安全で使いやすい外構スロープをつくる上で重要になる、勾配・幅・手すりのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


コラムのポイント

・スロープを採用する際は安全性や使い勝手に加えて、おしゃれさにもこだわって外構のデザイン性を高めましょう。
・使いやすいスロープにするためには、敷地や使う方に合わせた幅・勾配・レイアウトなどを考えることがポイントです。
・敷地によっては階段の方が安全性を高められるケースもあるため、提案力と実績があるエクステリア専門業者に相談しましょう。


 

スロープがある外構のおしゃれな施工事例

スロープがある外構のおしゃれな施工事例をご紹介します。

 

①庭園を楽しめる長いスロープ

植栽に囲まれたスロープ

駐車場から玄関までを緩やかなスロープでつないだ事例です。

スロープの両側には植栽スペースがあり、ゆったりと歩きながら色とりどりの草花を楽しむことができます。

 

アプローチは、自然石の乱張りとコンクリート敷きで仕上げました。

視覚的なメリハリをつけることで歩きやすく、多少の凹凸感がある自然石は滑り止めの効果もあります。

植栽スペースにはポールライトを立てて、夜間も不自由なく歩けるスロープにしました。

▷施工事例:シンボルツリー

 

②玄関までL字でつながるシンプルなスロープ

L字型のスロープ

広々とした敷地を活かしてL字型のスロープをつくり、緩やかな傾斜をつくった事例です。

門周りやフェンスにデザイン性を高いものを採用したため、スロープはシンプルなコンクリート仕上げにしました。

 

車いすを使う方でもゆったりと通れる幅が広いスロープです。

シンプルで安全なスロープ

スロープ全体に手すりをつけ、安全性確保や歩行時の負担を軽減できるようにしました。

ブロックフェンスに隣接したスロープですが、目線が通りやすいメッシュフェンスを採用したため、圧迫感を感じずに通ることができます。

▷施工事例:バリアフリーのアプローチ

 

③階段とスロープの2wayで使えるアプローチ

玄関へ続く洗い出し仕上げのスロープ

階段とスロープを使って、2方向から玄関ポーチへアクセスできる住まいです。

スロープはカーブをつくって緩やかな勾配を確保し、滑りにくいコンクリートの洗い出し仕上げを採用しました。

階段とスロープがある家

動線を優先させるなら階段、安全性を重視するならスロープと、使う方によって通り道を選べるアプローチです。

▷施工事例:家族と街の間 

 

④省スペースのスロープで利便性アップ

省スペースなスロープ

高低差のある敷地にコンパクトなスロープを付けた事例です。

玄関アプローチの階段と同じ高さ・奥行きのスロープにしました。

 

急勾配なスロープなため、上り下りするのは危険ですが、荷物運びの際などに役立ちます。

コンパクトなスロープ

キャリーケースや荷台に乗せた荷物を運んだり、お子さまのベビーカーや自転車を運ぶ際などに、物を持ち上げなくていいため便利です。

また、タイルで模様をつくることで、外構のアクセントにもなっています。

▷施工事例:家・庭の一体空間

 

スロープで外構をバリアフリー化するメリット

玄関前のスロープ

▷施工事例:つくばガーデン展示場

スロープで外構をバリアフリー化するメリットをご紹介します。

 

①車いすの方でも移動しやすくなる

段差のないスロープは、車椅子の方でも移動がしやすくなります。

勾配が緩く幅が広いスロープなら、自力で敷地から家の中まで移動が可能です。

介助する方も、段差を乗り越える手間が省けるため、スムーズに手助けができます。

 

②転倒リスクを軽減できる

バリアフリーなスロープなら、アプローチでの転倒リスクを軽減できます。

お子さまや高齢者でも歩きやすく、つまずきや滑り落ちを防止することが可能です。

スロープ横に手すりを採用することで、さらに安全性が高まります。

 

③身体の負担を減らせる

玄関アプローチをスロープにすることで、身体の負担を軽減させることが可能です。

階段の上り下りは負担が掛かりますし、重い荷物を持っているとより大変ですよね。

日々使う玄関アプローチをスロープにすることで、ストレスなく敷地内を移動できます。

 

④ベビーカーや自転車などを運びやすい

段差のないスロープのアプローチは、ベビーカーや自転車などの車輪がついた物の移動にもおすすめです。

車輪を転がしてスムーズに運ぶことができるため、階段を移動するときのように物を持ち上げる必要がありません。

台車などがあれば、重い荷物があるときも楽に移動できます。

 

⑤勾配があって雨水が溜まりにくい

スロープはアプローチ全体に勾配がついているため、雨水が溜まりにくい点もメリットです。

平坦なアプローチの場合、地盤の状況や施工によっては一部に水溜まりができることがあります。

傾斜があるスロープなら雨水が流れるため、雨による不快さを感じにくいです。

 

⑥外観デザインを引き立てる

敷地内を緩やかにつなぐスロープがあることで、外観のデザイン性を引き立てる効果もあります。

スロープの長いアプローチをつくることによって、地盤面のデザインにメリハリをつけたり、奥行きを持たせたりできるからです。

階段のアプローチと比べて、柔らかさやナチュラルな印象を与えられます。

▷おすすめコラム:平屋の外構をおしゃれで使いやすくするコツ|目隠しの方法やバリアフリーについても

 

お庭にスロープを採用したい方は「つくばガーデン」へご相談ください。

展示場で実際のスロープをご案内しながら、敷地やご家族に合ったバリアフリーな外構をご提案いたします。

▷つくばガーデンの展示場紹介はこちら

無料相談会

 

安全で使いやすい外構スロープをつくるポイント

スロープがある外構

安全で使いやすいスロープをつくるポイントをご紹介します。

 

①ゆとりを持った幅にする

外構にスロープをつくる際は、ゆとりを持った幅にすることがポイントです。

将来的に車椅子を使う必要があるなら、最低でも90㎝幅は確保しましょう。

JIS規格で車椅子の全幅は70㎝以下と決められているため、左右10㎝のゆとりができます。

 

実際には、もう少し余裕を持ち120~150cm程度の幅があると、人とすれ違うこともできて安全性も高いです。

不特定多数の人が使う建造物が該当する「バリアフリー法」でも、スロープの幅は120㎝以上にすることを義務化しています。

参考:建築物におけるバリアフリーについて|国土交通省

敷地のレイアウトに合わせて、使いやすい幅のスロープを採用しましょう。

 

②移動が負担にならない緩やかな勾配に

スロープは急すぎると移動が不安定になって危険なため、緩やかな勾配を採用しましょう。

利用する人によって適切な勾配は異なります。

・歩いて移動する:1/8以下の勾配
・車椅子(介助あり):1/12以下の勾配
・車椅子(介助なし):1/15以下の勾配

1/12の勾配とは、1ⅿ進んだら12㎝上がっているイメージです。

より緩やかな勾配をつくろうとするほど、スペースが必要になります。

敷地の広さやスロープの使い方を考えて、スロープの勾配を決めてみてくださいね。

 

③滑りにくい床にする

雨の日でも滑りにくい床を選ぶことがポイントです。

・コンクリートの洗い出し仕上げ
・防汚性の高いタイル
・表面に凹凸感のある石
・インターロッキング

これらの素材は比較的滑りにくいため、スロープに適しています。

デザイン性なども踏まえながら、安全性に配慮した素材を選びましょう。

▷関連コラム:【外構】コンクリート洗い出し仕上げのメリット・デメリット|おしゃれな施工事例も

 

④手すりは「樹脂製」で目立つ色味を選ぶ

スロープを付ける場合、手すりを設置することでより安定性や安全性が高まります。

樹脂製の手すりなら、熱の影響を受けにくく滑りにくいです。

また、屋外の手すりは景観に馴染んで見えにくくなるケースもあるため、目立つ色を選ぶこともおすすめします。

青い手すり

▷施工事例:同心円の広がり

こちらは青の手すりを採用した事例です。

外構デザインも考慮しながら、使いやすくて目立つ手すりを選んでみてくださいね。

 

⑤照明を使って夜間も使いやすいスロープに

ライトアップされたスロープ

▷施工事例:緑と自然石のファサード

スロープをつくるなら、照明を使って夜間の安全性にも配慮しましょう。

段差がないとはいえ、真っ暗では歩きにくいですし、手すりをつかまり損ねる危険性もあります。

ポールライトなどを使い、スロープ全体を照らすような工夫をしてみてくださいね。

▷関連コラム:外構をおしゃれにライトアップする5つのコツ|美しいライティング事例も紹介 

 

スロープよりも階段の方が適している場合もある

階段のアプローチ

▷施工事例:御影石のファサード

スロープは外構をバリアフリー化するための手法ですが、敷地によっては安全性が確保できないケースもあります。

・敷地がコンパクトで長いスロープがつくれない
・高低差があって緩やかな勾配が確保できない

このような場合は、階段を組み合わせたアプローチの方が、身体への負担が掛からないかもしれません。

車椅子を使う場合は、通常の階段のアプローチに加えて、昇降機などを導入するなどの方法もあります。

バリアフリーな外構の実績が豊富なエクステリア専門業者に現地を見てもらい、適切な方法を提案してもらってくださいね。

▷関連コラム:【外構】階段のおしゃれな施工例7選|高低差を活かした作り方のコツを解説

 

まとめ

アプローチをスロープにすることで、ご家族の安全を守って身体への負担を軽減できるケースがあります。

敷地やお住まいの状況に合わせて、スロープの幅・勾配などを考え、照明や手すりで安全性を高めることがポイントです。

また、外構のデザイン性を高められるように、仕上げ材や植栽のレイアウトにもこだわってみてくださいね。

 

つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。

経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、おしゃれで使い勝手の良いスロープをご提案いたします。

イオンモールつくば内の展示場では、スロープの外構を体感できますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

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