門柱を石張り・石積みでおしゃれに|御影石などを使った施工事例とデザインのポイントを解説
門柱は、石張りや石積みなどで造作することもできます。
自然素材ならではの風合いや上質さを楽しめるため、石の門柱を希望する方も多いです。
そこで今回は、御影石などを使った様々な門柱の施工事例をご紹介します。
天然石の門柱のデザイン性を高めるためのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・石張りや石積み、石柱を立てるなどの方法で石の門柱は施工可能です。
・石の種類やサイズ、他の素材との組み合わせなどにこだわることで、様々なデザインテイストにマッチする門柱をつくることができます。
・石は選定や加工、割り付けなどに技術が必要なため、施工実績が豊富な外構専門業者に相談することがポイントです。
石張り・石積みでつくった門柱の施工事例
自然石でつくった門柱の施工事例をご紹介します。
①高級感ある御影石の門柱
御影石で作り上げた高級感のある門柱です。
門柱の周りには石柱を配置し、フクロウのオブジェで可愛らしさもプラスしています。
石張りのアプローチや色とりどりの草花ともマッチするような、シンプルかつ存在感のあるデザインに仕上げました。
②石張りの上品な門柱
グレーや茶系の石を張った造作門柱の事例です。
両端には石柱を施工し、スタイリッシュなデザインの枠組みにしました。
アイアンの表札を組み合わせ、洋風な外構にマッチするおしゃれな門柱が完成しました。
③塗り壁と石張りの和モダンな門柱
石と塗り壁の異素材を組み合わせたツートンの門柱です。
全体に黒系の石を施工すると、重たい雰囲気になりやすく目立ちにくいですが、白の塗り壁を組み合わせることで明るくなって石の素材感も引き立ちます。
一部分の門柱だけ低くしてポストを付けるなど、形状も工夫してオリジナル性を高めました。
④二種類の石でつくり上げた門柱
石を使った2つの門柱を採用した事例です。
ポストが施工された奥側の門柱は、ワントーンの御影石で上品な印象を与えます。
手前側の門柱は、加工石と木目調の柱を組み合わせ、個性的で植栽と馴染みやすいデザインに仕上げました。
⑤御影石+木目調アルミの門柱
御影石と木目調のアルミ柱を組み合わせた事例です。
御影石は和の雰囲気や上品な印象がありますが、組み合わせ次第ではナチュラルテイストなどの可愛らしいデザインにもマッチします。
赤いポストやアイアンの表札を採用し、洋風な住まいにぴったりな門柱を造作しました。
⑥石柱とアルミのスタイリッシュな門周り
こちらの事例では、御影石の石柱とアルミの機能門柱やスクリーンを組み合わせ、門周りをスタイリッシュにコーディネートしました。
自然石をシルバーのアルミと組み合わせれば、モダンやかっこいいデザインにすることも可能です。
加工しやすい自然石ならサイズも調整しやすく、他の外構アイテムとの組み合わせも楽しむことができます。
⑦ネットストーンを施工した可愛らしい門柱
ネットストーンを全体に施工した、ナチュラルテイストの門柱です。
白や黄色系の小さな石がネットに張り付いたものを門柱全体に施工し、モルタルで目地を埋めて仕上げています。
ブドウやフクロウなどの鋳物レリーフを取り入れ、遊び心のあるデザインの門柱が完成しました。
⑧落ち着く和の空間
門周りに様々な石を取り入れた和モダンの外構です。
画像左側のグレーの石柱が表札で、道標に見立てたデザインにしました。
インターホンは画像右側の石柱に施工し、横には石積みでつくった黒の門壁をレイアウトしています。
⑨ガビオンでコーディネートした門柱
メッシュ状のワイヤーバスケットに石を入れた「ガビオン」を採用した門柱です。
ガビオンの両側は石柱ではさみ、デザインにメリハリを付けました。
バスケットにポストや表札を施工することも可能です。
造作門柱の施工事例は、こちらのコラムでも多数ご紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▷関連コラム:おしゃれな造作門柱の施工事例11選|機能門柱との違いやデザインのポイントも
門柱の周りに石を配置した外構もおしゃれ
門柱周りに石をレイアウトする方法もおすすめです。
上の事例では、石とアルミでつくった門柱の周りに大きめの石を並べました。
門柱との統一感が出て、より和モダンな落ち着いた雰囲気を演出できます。
門柱を塗り壁やタイルなどで仕上げる場合、周りに自然石を置くことで自然素材をナチュラルに取り入れることが可能です。
こちらは黒い塗り壁の門柱の周りに、石と植栽をレイアウトした事例です。
周りに石を組むことで、自然と調和する上質な外構デザインに仕上がりました。
視線が集まる門周りには、上手に自然石を取り入れてみてくださいね。
天然石を使った門柱のデザイン性を高めるポイント
天然石を使った門柱のデザイン性を高めるポイントをご紹介します。
外構・建物のデザインに合った石を選ぶ
外構や建物のデザインに合った石を選ぶことがポイントです。
和風や上品なテイストには、御影石などの落ち着いた色味・質感の石をおすすめします。
洋風やナチュラルテイストの外構には、イエローやピンク、オレンジなどの色味が入った石がマッチします。
同じ石でも色味やサイズに違いがあるため、ご自身のイメージに近いものを門柱に取り入れましょう。
石の施工方法を決める
門柱を石に採用する場合、次のような施工方法があります。
・石張り:薄く加工した石を門柱の壁に張る
・石積み:石を積んで門柱の壁をつくる
・石柱を立てる:柱状の石をレイアウトする
・ガビオン:格子状のワイヤーメッシュに石を入れる
採用する石の種類・サイズなどによって加工のしやすさや施工性が異なるため、採用できない方法もあります。
石を使った造作門柱の施工実績が豊富なエクステリア専門業者にイメージを伝え、適切な方法を提案してもらってくださいね。
▷関連コラム:【外構】石積みでおしゃれな庭に|施工事例10選と注意点を解説
石に組み合わせる素材にこだわる
天然石は異素材との組み合わせを楽しむこともできます。
次のような素材を組み合わせることで、和・ナチュラル・モダンなどのテイストに印象を変化させることが可能です。
・木
・アルミ
・塗り壁
・タイル
もちろん石だけで構成することも可能ですが、異素材と合わせることで温かみやスタイリッシュさなどをプラスすることができます。
門柱のイメージに合った素材を取り入れ、よりデザイン性を高めましょう。
門柱の位置に合ったデザインを選ぶ
門柱の位置に合わせて石の種類や施工方法を選ぶことで、より外構のデザイン性が高まります。
例えば、門柱を外構の1番目立つ場所に施工するなら、アイキャッチポイントになるような存在感のある石がぴったりです。
奥まった位置に門柱があって目立ちにくい場合も、他の外構アイテムとは異なる色の石を取り入れると良いかもしれません。
反対に、他に目立たせたい外構デザインがある場合は、1種類の石のみでシンプルに仕上げることで周りに調和します。
周りの門壁と一体になった門柱にする場合は、ネットストーンなどの広範囲に施工しやすい石もおすすめです。
▷関連コラム:門柱の位置に関する7つの失敗例と対策|実例を使っておすすめの設置場所を解説
ライティングで夜もおしゃれに
石はナチュラルな色味のものがほとんどのため、夜間は目立ちにくいケースもあります。
ライティング計画にこだわり、夜もおしゃれに見えるような工夫をすることがポイントです。
・スポットライトで門柱を照らす
・門柱に照明をつける
・照明付きの表札を選ぶ
様々な方法がありますので、昼夜どちらの見栄えも想定して選びましょう。
▷施工事例:外構をおしゃれにライトアップする5つのコツ|美しいライティング事例も紹介
使いやすさも忘れずに
門柱はポストやインターホンなどを施工するケースも多いため、デザインだけでなく使いやすさも大切です。
ポストは郵便物を取り出しやすい高さに、インターホンは来客が分かりやすい位置を検討します。
門柱の周りに石をレイアウトする場合も、使い勝手を考慮してみてくださいね。
まとめ
石張りや石積みの門柱は高級感があり、他の住まいとデザイン性が被りにくいなど様々なメリットがあります。
外構・建物と調和した門柱をつくるために、石選びはもちろんのこと、他の素材との組み合わせなども検討してみましょう。
石は加工や施工に技術が必要なため、施工実績が豊富なエクステリア専門業者に依頼することをおすすめします。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構をご提案する、エクステリアの専門業者です。
石を使った外構の施工実績が多く、展示場では実際に「自然石の門柱」をご覧いただくこともできます。
イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。
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