「アウトドアリビングがある庭」のおしゃれな実例|庭とリビングを一体にするメリット
庭とリビングが一体の「アウトドアリビング」は、家づくりの際に検討される方が多いです。
休日に自宅のテラスでゆったりくつろいだり、家族で過ごしたりできる空間があるのは魅力的ですよね。
そこで今回は「アウトドアリビングがある庭」のおしゃれな実例をご紹介します。
庭とリビングを一体にするメリットや、使いやすいアウトドアリビングをつくるポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・庭と建物が一体のアウトドアリビングがあることで、暮らしの幅が広がり外観デザインもおしゃれになります。
・様々な事例から、お住まいの外観デザインやライフスタイルに合うアウトドアリビングを見つけてみましょう。
・使いやすいアウトドアリビングをつくりたいなら、敷地や暮らし方に合った提案をしてくれる、施工実績が豊富な外構業者に相談することをおすすめします。
Contents
「アウトドアリビングがある庭」とは
アウトドアリビングとは、屋外でリビングのようにくつろげるスペースのことです。
タイルデッキやウッドデッキを建物と一体化させてアウトドアリビングを施工することで、室内とのつながりのある空間をつくることができます。
アウトドアリビングがある庭は、天気のいい日は外でゆったりと過ごしたり家族との時間を楽しんだりでき、暮らしの幅が広がる点も魅力です。
庭とリビングを一体にするメリット
庭とリビングを一体化させたアウトドアリビングをつくるメリットをご紹介します。
建物と庭を行き来しやすくなる
アウトドアリビングをつくって建物と庭をフラットにつなぐことで、屋内外を行き来しやすくなる点がメリットです。
一般的な掃き出し窓と庭は、最低でも45㎝以上の高低差があるため、出入りしにくく使用頻度も下がってしまいます。
建物とデッキを一体化させることで、段差を解消することができ、お子さまでも行き来しやすい空間をつくることが可能です。
リビング空間が広く感じる
建物と庭が一体になっていると、リビングが広く感じる点も魅力です。
窓から見たときに床とアウトドアリビングがつながって見えるため、視覚的に広く感じられる効果があります。
ウッドデッキを採用して、室内のフローリングと色味や張る方向をそろえると、特につながりを感じやすいです。
開放的なリビングにしたいなら、外構の工夫によって外方向とのつながりをつくることをおすすめします。
庭にくつろぎスペースができる
アウトドアリビングがあると、庭でくつろげるスペースができる点もメリットです。
一般的な庭の場合、テラススペースをつくっても「屋外」という認識が強くなり、中々活用できないというケースも少なくありません。
建物と一体化したアウトドアリビングなら、「室内」のような感覚で気軽に庭を使うことができるためゆったりとくつろげます。
バーベキューやお茶などを楽しみやすい
建物と庭を一体にすれば、バーベキューやお茶などを楽しみやすい点もメリットです。
テラスと室内がフラットにつながるため、キッチンからのスムーズな動線を確保できます。
特にバーベキューなどで何度もテラスとキッチンを行き来する際に、利便性を感じられるはずです。
お子さまやペットが遊んでいても安心
建物と庭が一体になった空間なら、お子さまやペットが遊んでいる姿を見守りやすい点もうれしいポイントです。
アウトドアリビングをフェンスなどで囲めば、道路へ飛び出す危険性がないため安全性も確保できます。
建物と庭の行き来が楽だと外で遊びやすくなるため、お子さまやペットの満足度も高まる住まいになるでしょう。
外観のデザイン性が高まる
庭とリビングを一体にすることで、外観のデザイン性が高まる点もメリットです。
アウトドアリビングがあると、外観のアクセントになったり建物自体が大きく見えたりする効果があります。
建物と庭のつながりを考えた外構を採用し、おしゃれな住まいに仕上げましょう。
「アウトドアリビングがある庭」のおしゃれな外構実例
デザイン性や使い勝手にこだわった「アウトドアリビングがある庭」の外構実例をご紹介します。
①家族や友人とゆったりと過ごせるアウトドアリビング
リビング前に広々としたタイルデッキをつくった事例です。
正面にある門壁が目隠し代わりになるため、道路からの目線を気にせずにくつろぐことができます。
アウトドアリビングは大開口の窓とつながっていて、リビングとほとんど段差もないため行き来が楽々です。
半円形の日除けを採用し、日差しが強い日でもアウトドアリビングを活用できるようにしました。
タイルの張り方にもこだわり、オリジナリティをプラスしたおしゃれな空間です。
②高級感のある石張りのアウトドアリビング
コの字型の建物の凹んだ部分に、自然石を乱張りしたテラスをつくった事例です。
建物の二方向からテラスに出入りすることができます。
玄関とテラスの間には、自然石を積んで花壇を造作しました。
ガーデニングを楽しんだり、花を見ながらゆっくりとお茶を楽しんだりできるような、ぜいたくな空間です。
建物の雰囲気に合わせ、エレガントな印象のアウトドアリビングに仕上げました。
③2色のタイル張りがおしゃれなアウトドアリビング
中庭にタイルデッキのアウトドアリビングをつくった事例です。
二色のタイルを交互に張り合わせ、縁には締め色のレンガをあしらいました。
アウトドアリビングは2ヵ所の窓から出入りすることが可能です。
全開口になる窓を建物に採用したため、より室内とのつながりを感じやすい空間に仕上がりました。
④屋根・シェード付きの使い勝手の良いアウトドアリビング
芝が敷かれた庭の一部をタイルデッキにして、アウトドアリビングをつくった事例です。
庭周りは生垣や門柱で囲み、お子さまやペットが安心して遊べる環境を整えました。
シェード付きのテラス屋根をつけて、日除けや雨除けができるようにしています。
夏場でもアウトドアリビングを活用しやすく、洗濯物を外干しするときも天気の急変に対応しやすいです。
タイルデッキは二面にステップをつけ、庭との行き来が楽になるようにしました。
⑤コンパクトな庭全体にウッドデッキを施工
室内とほぼフラットになるウッドデッキを、庭全体に施工した事例です。
一部だけ土で仕上げて庭木を植え、隣地からの視線が気にならないように目隠しフェンスを採用しました。
植栽や門柱があるため、道路側からも視線が気になりません。
隣地や道路からの目線に配慮してプランニングした、プライバシー性の高いアウトドアリビングです。
⑥和モダンな中庭
コの字型の建物の中心に石張りの中庭をつくった事例です。
3種類の自然石を使い、真っ白な床に庭と建物をつなぐカーペットが敷かれているようなデザインにしました。
建物の形状を活かし、3方向からアウトドアリビングへアクセスできるようにしました。
どの空間からも室内外のつながりを感じやすく、自然と家族が中庭に集まるようなアウトドアリビングが完成しました。
⑦アメリカンスタイルにマッチするウッドデッキ
アメリカンテイストの建物にマッチするカバードポーチ風のウッドデッキを採用した事例です。
フェンスやステップをつけ、安全性にも配慮しています。
可愛らしい雰囲気の外観に、白のウッドデッキとストラップのシェードが映えます。
テラスでくつろぎながら、美しい庭を眺められる大満足のアウトドアリビングです。
使いやすい「アウトドアリビング」にするポイントと注意点
使いやすいアウトドアリビングをつくるために、注意したいポイントをご紹介します。
目隠しを採用してプライバシー性を高める
居心地の良いアウトドアリビングをつくりたいなら、周囲からの目線を意識した庭づくりがポイントです。
上の画像のように目隠しフェンスで庭を囲むことで、プライベートな庭をつくることができます。
こちらの事例では、アウトドアリビングの前に白い壁を立て、完全に目線を遮れるようにしました。
壁にスリットなどのデザインを取り入れ、建物に馴染みつつも外観のアクセントにもなるように仕上げました。
外観全体のデザイン性を考えながら、効果的な目隠しを取り入れたアウトドアリビングをつくってくださいね。
建物以外からの動線を確保する
アウトドアリビングをつくる場合、建物以外の動線も確保することで利便性が高まるケースもあります。
こちらの事例では、玄関ポーチの脇に扉をつけて中庭へ出入りできるようにしました。
玄関や駐車場から直接庭へ行きたいときなどに役立ちます。
暮らしのルーティンやライフスタイルを振り返り、必要な動線を確保してくださいね。
③日除けのシェード・雨除けの屋根を採用する
アウトドアリビングの快適性を高めるために、日除けや雨除けを採用することもポイントです。
日除けがあれば、夏場でもアウトドアリビングが活用しやすいですし、冬場も日焼け対策になります。
また、屋根をつけることで天気の急変にも対応しやすく、雨によるテラスの汚れを軽減させることも可能です。
照明の工夫で夜も活用できる空間に
せっかくアウトドアリビングをつくるなら、夜間も活用できる空間づくりをしましょう。
こちらの事例のように照明で庭を照らすことで、暗い時間帯も外で過ごしやすくなります。
アウトドアリビングをただ照らすだけではなく、建物や植栽などをスポット的にライトアップすることで、デザイン性も高まりますので意識してみてくださいね。
使い方に応じてテラスの高さを調整する
アウトドアリビングをつくる場合、できるだけ室内との段差を減らすように設計することが多いです。
しかし、用途によっては庭との段差を減らした方が使い勝手が良くなるケースもあります。
上の事例は、庭とタイルデッキを行き来しやすい高さにした事例です。
段差を小さくすることで、ガーデニング中や屋外で暮らしているワンちゃんが上り下りする際の負担を軽減できます。
建物との段差もそこまで大きくないため、不便さも感じにくいです。
ライフスタイルに合わせて、テラスの高さもこだわってみてくださいね。
まとめ
庭と建物を一体にしたアウトドアリビングをつくることで、暮らしの幅が広がり外観のデザイン性も高まります。
目隠しや日除け、テラスの素材などにもこだわって、機能性や快適性も高いアウトドアリビングをつくってくださいね。
使いやすいアウトドアリビングをつくりたいなら、暮らし方や敷地に合わせた提案をしてくれるような、施工実績が豊富な外構専門業者に相談しましょう。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
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