タイルデッキがおしゃれな外構実例|目隠しや屋根付きテラスの事例も
ご自宅におしゃれなタイルデッキを採用し、ゆったりと過ごせる庭をつくりたいと考える方も多いですよね。
タイルデッキをつくって庭と建物をつなぐことで、室内外の行き来がしやすくなり、暮らしの幅が広がるケースも多いです。
そこで今回は、タイルデッキがおしゃれな外構実例をご紹介します。
使いやすいタイルデッキをつくるポイントや、ウッドデッキとの比較なども解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・タイルデッキは建物と庭をつなぐ役割を果たし、耐久性や高級感のあるデザインが魅力です。
・用途に応じて広さや高さを検討したり、目隠しや屋根付きのタイプを採用したりすることで、使い勝手の良いタイルデッキをつくることができます。
・タイルデッキの他にも、ウッドデッキや自然石のデッキなど様々な素材がありますので、ご自身に合うテラスを選びましょう。
Contents
タイルデッキがおしゃれな庭の外構実例
タイルデッキを採用したおしゃれな庭の外構実例をご紹介します。
①アウトドアリビングになるタイルデッキ
リビングの正面にタイルデッキを施工した外構事例です。
プライバシー性を確保するために、デッキの前には目隠しになる門壁を立てています。
2種類のタイルを使って模様をつくり、オリジナル性を高めました。
建物の軒にプラスして半円型の日除けも採用し、快適性にもこだわっています。
②使い勝手が良い屋根付きのタイルデッキ
庭に屋根付きのタイルデッキを採用した事例です。
室内の窓の高さに合わせて施工し、デッキ周りにステップも付けたため、庭との行き来がしやすくなっています。
屋根にはシェードが付いていて、閉めれば日差しを遮ることができます。
木目調の枠組みがデザインのアクセントにもなります。
ご家族やご友人とバーベキューなども楽しめるぜいたくな空間です。
③広々とした中庭のタイルデッキ
中庭に広々としたタイルデッキをつくった事例です。
2色のタイルを交互に並べて市松模様に仕上げ、縁には締め色になるレンガを採用しました。
ステップ周りは曲線にして、柔らかな印象を与えられるようにしています。
④限られた空間をプライベートガーデンに(リフォーム)
雑草が生えていた庭をリフォームし、プライベートなテラスをつくった事例です。
タイルデッキの周りを花壇で囲むことで、緑を眺めながらテラスでくつろぐことができます。
外周面は目隠しフェンスを立てたため、道路や隣家からの目線も気になりません。
お庭のリフォームを検討されている方は、こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
▷関連コラム:外構リフォームのビフォーアフター事例15選|庭・フェンス・駐車場・テラス・目隠しなど
タイルデッキがある外構のメリット・デメリット
タイルデッキがある外構のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
タイルデッキには次のようなメリットがあります。
・庭と建物の行き来がしやすくなる
・耐久性が高い
・お手入れがしやすい
・雑草対策になる
・高級感のある庭に仕上がる
・オリジナリティのあるデザインにしやすい
タイルデッキを室内の床の高さに合わせることで、屋内外の行き来がしやすくなり、アウトドアリビングとして活用できます。
タイルは耐久性が高くてお手入れもしやすく、雑草対策にもなるため、長い間きれいな庭を保ちやすい点も魅力です。
また、カラーやサイズのバリエーションも豊富なため、デザイン性にこだわった外構にしたい方にもタイルデッキをおすすめします。
デメリット
タイルデッキは次のようなデメリットがあります。
・狭い庭の場合は圧迫感を感じることがある
・雨の日は滑りやすくなる
・色によっては照り返しで眩しく感じる
狭い庭に高さのあるタイルデッキをつくる場合、圧迫感が出て庭が狭く感じる可能性があります。
また、凹凸感の少ないタイルは雨の日に滑りやすくなるため注意しましょう。
白系の明るいタイルを選んだ場合、太陽光の照り返しで庭や室内にいると眩しく感じることもあります。
次章でデメリットを解消する方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
使いやすいタイルデッキをつくるポイント
使いやすいタイルデッキをつくるポイントをご紹介します。
用途に合わせて広さを決める
タイルデッキを採用する際は、具体的な用途を考えて広さを検討しましょう。
ガーデンファニチャーを置いてくつろぎたいなら、広めに設計することでゆったりと過ごすことができます。
対して、タイルデッキ自体に腰をかけられればいいなら、狭くすることでお手入れの手間を軽減させることが可能です。
使い勝手や庭の広さとのバランスを考えながら、タイルデッキの面積を決めてくださいね。
目隠ししてくつろげる空間にする
せっかくタイルデッキをつくっても、周囲からの目線が気になるのでは使用頻度は落ちてしまいます。
フェンスや植栽などでタイルデッキを目隠しして、くつろげる空間をつくりましょう。
目隠しをする際は、道路側だけでなく隣家からの目線も意識してみてくださいね。
日除けや屋根付きで快適性を高める
タイルデッキの快適性を高めたいなら、日除けや屋根付きのタイプを採用することをおすすめします。
日差しが強い日でも日除けがあれば過ごしやすくなります。
また、タイルデッキに洗濯物を干す場合は、屋根があると天気の急変にも対応しやすいです。
照り返しや汚れが気にならない色を選ぶ
タイルを選ぶ際には、照り返しや汚れが気にならない色を選びましょう。
白系のタイルは照り返しが気になりやすく、泥汚れが目立ちます。
また、色の濃い黒系も汚れが目立つため注意しましょう。
ベージュやブラウン、グレー系のタイルは、照り返しや汚れが気になりにくく、外構とも馴染みやすいためおすすめです。
滑りにくいタイルを選んで安全性を高める
表面に凹凸感があるタイルを選ぶことで、雨の日の滑りやすさを対策できます。
ザラザラとした手触りのタイルなら、多少の引っ掛かりがあるため滑りやすさを軽減することが可能です。
防滑性の高いタイルもありますので、実際にサンプルをチェックしながら検討しましょう。
動線を考えてタイルデッキの高さを決める
タイルデッキは建物の床高に合わせることが多いですが、絶対にそうすべきというわけではありません。
床の高さに合わせると外から見たときに圧迫感を感じたり、庭からタイルデッキに上がる際に身体に負担が掛かったりするケースもあります。
室内とタイルデッキの行き来が多い場合は床高に合わせるべきですが、庭との行き来が多いなら低めにした方が使い勝手が良くなるなど、どちらにすべきかはケースバイケースです。
タイルデッキを使う際の動線を考えて、ベストな高さを検討してみてくださいね。
タイルデッキとウッドデッキの違い
タイルデッキを検討する際に、よく比較されるのがウッドデッキです。
ウッドデッキは天然木と人工木の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
タイルデッキ | ウッドデッキ (天然木) |
ウッドデッキ (人工木) |
|
---|---|---|---|
耐久性 ・ 耐水性 |
◎ | △ | 〇 |
メンテナンス性 | ◎ | △ | 〇 |
初期費用 | △ | 〇 | 〇 |
天然木のウッドデッキは耐久性や耐水性はやや弱く、定期的な塗装をする必要があります。
人工木のウッドデッキはお手入れなどもしやすく、タイルデッキほどの耐久性はないものの、基本的にはメンテナンスフリーです。
初期費用に関してはウッドデッキの方が安価ですが、数十年単位で考えるとタイルデッキの方が費用がかかりにくいケースも少なくありません。
デザイン性は、建物や外構のテイストにもよるため、どちらが適しているかはケースバイケースです。
タイルデッキとウッドデッキを様々な観点から比較して、ご自宅に合っている方を選んでみてくださいね。
より高級感を出したいなら「自然石」のデッキもおすすめ
より高級感のあるテラスをつくりたいなら、自然石をおすすめします。
上の事例は、3種類の自然石を施工した和モダンな中庭の事例です。
自然素材のため耐久性や耐水性も高く、石自体に模様が入っているものが多いため、汚れも気になりにくい点が自然石のメリットとして挙げられます。
また、自然石は様々なデザインテイストにも馴染む点も特徴です。
洋風な外構や建物と合わせることで、エレガントな雰囲気に仕上げることもできます。
1種類の自然石の中にも様々な色・柄があるため、タイルと比べてテラスに表情を付けやすいです。
もちろんタイルとの組み合わせも楽しむこともできますので、自然石も1つの選択肢として検討してみてくださいね。
様々な素材で仕上げたテラスの事例は、こちらのコラムをご覧ください。
▷関連コラム:テラス・中庭がある外構のおしゃれな施工例|タイル・ウッドデッキ、屋根付きなど
まとめ
タイルデッキは耐久性やメンテナンス性が高く、デザインバリエーションも豊富なため、おしゃれな庭を長持ちさせたい方におすすめです。
広さや高さ、タイル選びにこだわることで使い勝手の良いタイルデッキをつくることができます。
テラスはタイル・木・石など様々な素材で仕上げることができますので、お住まいに合ったものを選びましょう。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、お客様やお住まいに合った外構をご提案いたします。
イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。
〒305-0071 茨城県つくば市稲岡66-1 イオンモールつくばH区画