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門柱・アプローチ

門柱の位置に関する7つの失敗例と対策|実例を使っておすすめの設置場所を解説

門柱の位置に関する
7つの失敗例と対策

門柱の位置にこだわることで、ポストやインターホンの使い勝手を良くすることができます。

デザイン性の高い門柱を採用できたことには満足しているが、位置をよく考えなかったことを後悔しているという方は意外と多いです。

 

そこで今回は、門柱の位置に関する7つの失敗例と対策をご紹介します。

実例を使っておすすめの設置場所を解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


コラムのポイント

・門柱の位置にこだわることで、ポストやインターホンの使い勝手をよくすることが可能です。
・様々な失敗例を参考にしながら、実例をつかって対策を分かりやすく解説します。
・敷地や建物の状況によって適した門柱の位置は異なるため、施工実績が豊富な外構・エクステリア専門会社に相談することをおすすめします。。


 

門柱とは

門柱

▷施工事例:落ち着いた門柱

門柱とは、外構で採用される独立した建造物のことです。

以下のような設備が、門柱に付属されているケースもあります。

 

・ポスト
・表札
・インターホン
・照明

 

門柱は外観デザインのアクセントになるだけでなく、来客をスムーズに迎え入れたり郵便物をしっかりと受け取ったりする役割も果たしています。

門柱には次の2つの種類がありますので、違いを理解しておきましょう。

 

造作門柱

造作門柱とは、職人さんが造作するオーダーメイドの門柱のことです。

ご自身の好みに合わせた素材・サイズ・色などを選ぶことができ、オリジナルのデザインに仕上げることができます。

▷関連コラム:おしゃれな造作門柱の施工事例11選|機能門柱との違いやデザインのポイントも

 

機能門柱

機能門柱とは、メーカーが販売しているアイテムを組み合わせてつくる、既製品の門柱のことです。

費用や工期を抑えやすい点や機能性の高さなどが、機能門柱のメリットとして挙げられます。

 

門柱についての詳細はこちらのコラムをご確認ください。

▷関連コラム:門柱とはなにか|必要性やメリット・デメリット、おしゃれにする方法も解説

 

門柱の設置場所に関する7つの失敗例と対策

門柱の失敗例と対策

門柱の設置場所に関する失敗例をもとに、対策を解説します。

 

失敗例① 家の前に門柱をつけたら配達員が来たときに気になる

家の前に門柱をつけたら、配達員が来たときに目線が気になったという失敗例です。

カーテンを閉めていても配達員がリビングなどの近くまで来ると気になりますよね。

特に、窓のすぐそばに門柱を配置した場合に、プライバシーが確保しにくいと感じやすいです。

 

【対策】

門柱の位置を建物のすぐ近くにする場合、玄関周りに配置することをおすすめします。

玄関脇の門柱

▷施工事例:モダンマテリアル

玄関は常に人がいる空間ではないため、配達員などが来ても気になりにくいです。

LDKなどの人が集まる窓の近くに門柱を配置する場合は、窓を腰高にして目線を届きにくくするなどの、建築時にできる対策も検討しましょう。

 

失敗例② 道路沿いに門柱をつけたら郵便物を取りに行くのが面倒 

道路沿いに門柱をつけたら、郵便物を取りに行くのが面倒だったという失敗例です。

家から門柱までが遠いと、寝起きの状態では周りの目線が気になりますし、雨の日は濡れてしまいます。

また、車通りが多い道路に接している場合は、お子さまが郵便物を取りに行く際に心配です。

 

【対策】

道路に近い位置に門柱を配置したい場合は、玄関から門柱までのアプローチを目隠しする方法をおすすめします。

アプローチを目隠し

▷施工事例:緑と自然石のファサード

こちらの事例では、隣地や道路沿いに植栽を採用し、ゆるやかな目隠しをつくりました。

背の高い目隠しフェンスなどではないため、アプローチを通っても圧迫感はありません。

また、安全性にも配慮して、道路沿いではなく少し敷地に入った位置に門柱をつけました。

 

敷地の状況によって、どうしても道路沿いに門柱を配置したい場合は、門周りをクローズ外構にすることをおすすめします。

クローズ外構の門柱

▷施工事例:建物との調和・個性の演出

玄関側から郵便物を取り出せるポストを選べば、道路際まで行く必要がないため、安全性を確保できます。

 

失敗例③ 駐車スペースの後ろに門柱をつけたらわかりにくかった

駐車スペースの真後ろに門柱を施工したら、車で隠れてしまったという事例です。

特に大きな車などを所有しているご家庭では、門柱の位置によっては全く見えなくなるケースもあります。

 

【対策】

基本的に門柱と車の停車位置はずらして配置しましょう。

駐車スペースの裏に門柱があると見えないだけでなく、車の真横を配達員や来客が通ったときに、ボディに荷物やカバンが当たってキズがつくリスクもあります。

 

駐車スペースの真後ろに玄関がある場合は、車の横などに門柱を施工する方法がおすすめです。

駐車スペース横の門柱

▷施工事例:自然石の駐車場

こちらの事例では、駐車スペースの真横に石柱と機能門柱を施工し、車が停まっていても隠れないようにしました。

駐車スペースの横に門柱を施工する場合は、車のドアを開けたときにぶつからないような位置にしましょう。

 

失敗例④ 門柱の位置が高く(低く)て来客時にインターホンが見づらい

門柱を設置する高さに対する失敗例です。

高低差のある土地などは門柱の施工位置によって、インターホンに来客の顔が写らなかったりポストから郵便物が取り出しにくかったりするケースもあります。

門柱にポストやインターホンをつけるなら、施工場所の高さにも配慮することが大切です。

 

【対策】

門柱は地面の高さに応じて、ポストやインターホンの位置を決めましょう。

高低差がある位置の門柱

こちらの事例では、ステップの2段目でインターホンを押すことを想定し、ポストはステップの3段目で取り出すと想定して高さを決めました。

ポストの上部に取り出し口が付いているため、ステップを上がりきってから郵便物を取り出すときも不便さは感じません。

「来客にどこでインターホンを押してもらいたいか」や「郵便物はどこで受け取りたいか」などを考えて、門柱の位置や高さを検討してみてくださいね。

 

失敗例⑤ 門柱周りに植栽があってポストまでの動線が悪い

門柱周りに植栽を採用したら、ポストまでの動線が悪くなったという失敗例です。

植栽をグルっと周らないと門柱までたどり着けない場合、不便に感じてしまいます。

 

【対策】

門柱周りに植栽を採用して動線が長くなりそうなら、後ろから取り出し可能なポストを選びましょう。

横に植栽があっても、門柱の裏にスペースを確保しておけば、スムーズに郵便物を取り出すことが可能です。

 

または、ポストを独立させるという選択肢もあります。

ポストと門柱が別

▷施工事例:コンパクト コーディネート

こちらのお住まいでは、フェンス横の門柱には表札だけをつけ、ポストとインターホンは外壁に施工しました。

駐車して帰宅する動線上かつ玄関ドアの真横にポストがあるため、どのタイミングでも郵便物を確認しやすいです。

門柱の位置によって、ポスト・表札・インターホンをそれぞれどこに施工すべきかを考えてみてくださいね。

 

失敗例⑥ 角地・旗竿地に門柱を設置したら車がぶつかった

角地や旗竿地は、より門柱の位置に配慮すべき敷地です。

 

・角地敷地の二面が道路に接している土地
・旗竿地:狭い通路がついたハタのような形状の土地

 

角地は、道路が接している二面が交わる部分に門柱を施工すると、車が曲がる際にぶつかりやすいです。

また、旗竿地の細い通路部分に門柱を施工したら、駐車中に衝突したという事例も少なくありません。

 

角地の外構についてはこちらのコラムもチェックしてみてくださいね。

▷施工事例:角地の外構デザインで対策すべきの5つのポイント|おしゃれな施工事例もご紹介

 

【対策】

角地の敷地の場合、道路沿いに門柱を施工することは避けましょう。

こちらの事例のように、道路が接している二面が交わる角に門柱を施工する場合でも、手前にスペースを設けることで衝突するリスクを回避できます。

角地の門柱

門柱の手前にスペースがあれば、来客がインターホンを鳴らしたり家族がポストを確認する際にも安全です。

 

旗竿地では、通路幅にゆとりがある場合を除いて、奥側の広い敷地に門柱を配置するようにしましょう。

通路側に門柱を施工したい場合は、目立つ色のコンパクトな機能門柱を選ぶなどの工夫をおすすめします。

 

失敗例⑦ クローズ外構で玄関前に門柱を設置したら配達が大変そうだった

クローズ外構を採用して門柱を玄関前に施工したら、配達員が大変そうだったという事例です。

塀やフェンスなどで敷地全体が囲まれたクローズ外構は、門扉を開けて敷地内へ入る必要があるため、門柱へたどり着くまでに時間がかかります。

門扉の鍵を閉めているご家庭の場合、開錠してから配達してもらわなければならないため、外出時は困りますし在宅時も手間です。

 

【対策】

クローズ外構を採用する場合は、外構の外周面に門柱を施工して、敷地の外からインターホンやポストが使えるようにしましょう。

クローズ外構の門柱

門柱前にスペースをつくっておくと安全性を確保しやすいですし、門周りのデザイン性も高まります。

ご自宅側から郵便物を取り出しやすくするために、ポストは後ろ側から取り出せるタイプを選んでくださいね。

 

【実例】門柱の位置にこだわった外構をご紹介

門柱の位置にこだわった外構の実例をご紹介します。

 

表札・インターホン・ポストが別々の位置にある門柱

デザイン性が高い門柱

3つの門柱に表札・インターホン・ポストを別々に施工した事例です。

 

メインとなる道路沿いの門柱には、タイルとアイアンの表札をつけ、デザイン性を高めています。

インターホンが独立した門柱

奥に見える門扉の横にある門柱には、インターホンと照明を施工しています。

位置を前後にずらして門柱をつくることで、奥行きを感じる外構に仕上げることが可能です。

 

門扉を挟んだ反対側にある門柱には、シンプルなデザインのポストを施工しました。

ポストが施行された門柱

一見分かりにくい位置にありますが、門扉まで進むとしっかりと目に入るため、配達員を困らせることはありません。

手前の植栽が目隠しになっているため、部屋着などでポストを確認しに行っても目線が気になりにくいです。

デザイン性と空間のレイアウト、実用性など様々な面に配慮して門柱の位置を決めました。

▷施工事例:表情豊かな庭

 

玄関の目隠しにもなる位置に門柱を施工

おしゃれな造作門柱

駐車スペースから建物までの動線上に、門柱を施工した事例をご紹介します。

造作門柱は、ブロックを積み上げて幅・高さを確保し、モダンなデザインに仕上げました。

 

建物の正面から見ると、門柱が玄関ドアの目隠しになっています。

目隠しの門柱

門柱の位置を工夫し、あえてアプローチを長くすることで、庭の美しい景観を楽しみながら玄関先まで行くことができます。

プライバシー性やデザイン性にこだわって、門柱の位置を決めた事例です。

▷施工事例:モノトーンと緑

 

門柱の位置は後から変更できるのか

門柱の位置変更

結論から申し上げますと、門柱の位置はリフォームによって後から変更することは可能です。

つくばガーデンで門柱の位置を変更した事例をご紹介します。

 

【before】

門柱の位置を変更

門柱はなく、ブロック塀に表札・ポスト・インターホンがバラバラに配置されたお住まいでした。

【after】

ブロックフェンスを再施工し、門柱を新設しました。

アプローチの正面に門柱をつくることで、目立ちやすくなるだけでなく、外構のメインオブジェとしての役割も果たします。

門柱の横はフェンスではなく石柱を選び、クローズ外構でも開放感のあるデザインに仕上げました。

 

ちなみに、現状の外構に対して位置を変更する場合、門柱のサイズや形状が限られることもあるため注意が必要です。

また、新たな門柱の設置場所によっては外構全体のデザイン性が下がったり、使い勝手が悪くなるケースも考えられます。

門柱の位置を変更するなら、外構リフォームの実績があるエクステリア会社に相談してみてくださいね。

無料相談会

▷つくばガーデンの「庭のリフォーム&リガーデン」の事例はこちら

 

まとめ

門柱は位置にこだわることで、ポストやインターホンの使い勝手が良くなります。

また、門柱を目立つ場所に配置することで、外構のアクセントにすることも可能です。

施工実績が豊富な外構業者に依頼し、敷地に対して適切な門柱の位置を提案してもらってくださいね。

 

つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。

経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、お客様やお住まいに合ったおしゃれで使い勝手の良い外構をご提案いたします。

イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。

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