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外構の豆知識

角地の外構デザインで対策すべきの5つのポイント|おしゃれな施工事例もご紹介

角地の外構デザインで
対策すべきの5つのポイント

敷地の二面が道路と接している角地は、日当たりや風通しが良く、建物や外構の自由度も高いため人気があります。

しかし、角地の外構は一般的な土地と比べて配慮すべきポイントが多く、安全性やデザイン性にこだわったプランニングが重要です。

 

そこで今回は、角地の外構デザインで対策すべきポイントを解説します。

角地を活かしたおしゃれな施工事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


コラムのポイント

・角地は敷地の二面が道路に接するため様々な対策が必要になります。
・様々な角度からの見え方を考慮したり、曲がり角になる部分のレイアウトを工夫したりすることが大切です。
・外構の施工実績が豊富なエクステリア専門業者に相談し、安全性が高くおしゃれな角地の外構に仕上げましょう。


 

角地の外構デザインで対策すべき5つのポイント

角地の外構

▷施工事例:群体としてのアイストップ

角地の外構で対策すべきポイントをご紹介します。

 

①多方向からの見え方を意識する

敷地の二面が道路に接している角地は、多方向からの見え方を意識して外構デザインを考えましょう。

建物の正面は門扉や門柱などの外構を採用して外観の顔をつくり、側面は植栽やフェンスのデザインにこだわるなどの方法をおすすめします。

 

こちらは南東の角地に外構を施工した事例です。

角地の外構

建物の正面になる南側は、こだわりの門扉や門柱を施工し、角にはおしゃれな花壇にメインツリーをレイアウトしました。

 

東側は、造作の門壁で異なる表情を楽しめるようにしています。

角地の外構

門壁の高さに変化をつけたり、手前を花壇にして彩りを添えたりするなど、細部までこだわりました。

角地の特徴を活かし、見る方向によって異なる外観デザインを楽しめる外構を検討してみてくださいね。

 

②道路と接する面の目隠し対策をする

角地は道路と接している全ての面からの目線を意識しましょう。

目隠しをすれば、気兼ねなく庭で遊べますし、道路から家の中を見られる心配もありません。

 

具体的な目隠しの方法をご紹介します。

・目隠しフェンスを立てる
・植栽を目隠しにする
・門壁を立てる
・庭の配置を工夫する

 

フェンスなどを立てて物理的に見えなくする方法と、外構のレイアウトを工夫して庭や家の中を見えにくくする方法があります。

外構全体のデザインや建物とのつながりなどを考え、適切な目隠しの方法を選びましょう。

 

下記コラムで外構の目隠しについて解説していますので、参考にしてみてくださいね。

▷関連コラム:一軒家の庭をおしゃれにする7つのコツ|レイアウト実例や目隠しの方法も

▷関連コラム:玄関を「外構」でおしゃれに目隠しするアイデア|事例と注意点を紹介

 

③ショートカット対策で安全性を高める

角地は道路の曲がり角になるため、内輪差などによって敷地内に車が侵入することがあります。

また、通行人が敷地内に侵入して、ショートカットに使われるケースも少なくありません。

そのため、道路を通行する車や人が敷地内に入らないような対策をして、安全性を高めることが大切です。

 

敷地の角には、フェンスを立てて侵入を防ぐ方法が一般的です。

オープン外構で敷地を仕切りたくないときは、植栽を植えたり石柱を並べたりして、人や車が通れないようにしましょう。

角地のショートカット対策

▷施工事例:リゾートアイテムとライティング

こちらの事例は、画像左側が角になるため、植栽と自然石を配置することで人や車の侵入を防いでいます。

後ほどご紹介する施工事例でも、角地のショートカット対策をチェックしてみてくださいね。

 

④隅切りに門扉や門柱をつくる場合は距離を取る

安全性に配慮して、基本的に隅切りには人が立ち止まるような門扉や門柱、駐車場などをつくりません。

見通しが悪い敷地の角は、車や自転車が急に飛び出してくる可能性もありますので、門扉などのすぐ目の前が道路だと危険だからです。

しかし、建物とのつながりや敷地の使い方によっては、角に配置しなければならないケースもありますよね。

 

角に門扉や門柱をつくる場合は、道路との境界ではなく距離を取って奥まった位置に施工することをおすすめします。

角に余白がある外構

▷施工事例:家・庭の一体空間

こちらは玄関アプローチと庭の出入り口に余白を持たせた事例です。

階段を降りてすぐ道路だと危険ですが、スペースをつくることで周囲の安全確認をする余裕ができます。

また、駐車スペースとしても使えるため利便性も高いです。

 

⑤道路幅や交通量を考えて駐車位置を決める

二面の道路に接している角地は、駐車場のレイアウトも選択肢の幅が広がりますよね。

駐車場の位置を考えるときは、道路幅や交通量を考慮して決めることをおすすめします。

玄関位置との兼ね合いもありますので、家づくりと並行して外構計画も立て、使いやすい駐車場のレイアウトを決めましょう。

 

また、敷地の角に駐車所をつくり、道路の両方から出られるようにしたいと希望される方もいらっしゃいます。

しかし、安全面を考えるなら角に駐車場をつくっても、出入り口は一方向に限定することが望ましいです。

二方向に出られるレイアウトを避けることで、出合い頭の事故を防ぎやすくなります。

 

角地のおしゃれな外構デザイン事例

角地を活かしたおしゃれな外構デザインの事例をご紹介します。

 

【オープン外構】北西の角地

角地のオープン外構

北西角地のオープン外構の事例です。

目線が通りやすいオープン外構なので、玄関前に背の高い庭木を採用して目隠ししています。

 

隅切り部分には、石を並べて植栽を植えました。

隅切りの工夫

道路と敷地を緩やかに仕切って敷地内への侵入を防ぎ、外構デザインとしてもおしゃれに見えるようにこだわりました。

▷施工事例:群体としてのアイストップ

 

【セミクローズ外構①】南東の角地

南東角地のセミクローズ外構

南東の角地の住まいにセミクローズ外構を施工した事例です。

南面の庭と東側にブロックフェンスを施工して、その他のスペースには仕切りをつくっていません。

門柱や玄関アプローチの段差の前には余白を設け、安全性に配慮しました。

 

コンクリートとレンガで仕上げたこだわりのテラスで、ゆっくりとくつろぐことができます。

角地の庭からの目線

フェンスのすぐ内側に植栽をレイアウトし、木々が成長したら庭の目隠しになるようにしています。

▷施工事例:色調・質感の統一

 

【セミクローズ外構②】南東の角地

 角地のセミクローズ外構

南東角地の外構事例です。

建物周りに背の高い植栽をレイアウトして、道路から家の中が見えないようにしています。

 

隅切りには石柱を建てて植栽を植え、侵入防止だけでなく外構のアイキャッチポイントにもなるようにこだわりました。

角地の玄関アプローチ

建物の正面には仕切りをつくらず、東側はフェンスを造作して境界を明確にしています。

 

【クローズ外構】南西の角地

南西角地のクローズ外構

南西の角地にクローズ外構を施工した事例です。

比較的背の低い門壁やフェンスで仕上げ、クローズ外構でも圧迫感を感じさせないようにしました。

 

敷地全体をブロックフェンスで囲っているため、敷地内への侵入を完全に防ぐことができます。

南西角地のクローズ外構

西側に勝手口があるため、外構にも出入り口を設けて利便性を高めています。

▷施工事例:門前の緑と庭の緑

 

まとめ

角地は二方向からの見え方を意識したり、車や人の侵入を防いだりするなどの対策が必要です。

道路の広さや交通量なども配慮しながら、庭や駐車場の配置を考え、暮らしやすく安全性が高い角地の外構に仕上げてくださいね。

 

つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。

経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、お客様やお住まいに合った手間のかからないおしゃれな外構をご提案いたします。

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