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庭を砂利にして後悔した事例9選と対策|砂利敷きのおしゃれな外構実例もご紹介

庭を砂利にして
後悔した事例9選と対策

外構工事で多く取り入れられる「砂利」ですが、実は採用して後悔したという方もいます。

後悔している理由を知ることで、砂利を上手に活用した庭づくりをすることが可能です。

 

そこで今回は、庭を砂利にして後悔した事例と対策を解説します。

砂利のメリットや採用される空間、おしゃれな外構実例などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


コラムのポイント

・砂利の庭は泥ハネを防げて防犯対策にもなり、他の素材より低価格で施工できる点などがメリットです。
・外構に砂利を採用した方の中には、メンテナンス性・使い勝手・デザイン性などが理由で後悔しているという意見もあります。
・砂利敷きの庭にするデメリットや対策を理解し、ご自宅の庭づくりに活かしていきましょう。


 

庭を砂利の外構にするメリット

砂利敷きの外構

▷施工事例:エレガントなアプローチ

庭に砂利敷きの外構を取り入れるメリットをご紹介します。


・泥や雨水が跳ねるのを防ぐことができる
・土の状態と比べて見栄えが良くなる
・歩くと音がするため防犯対策になる
・コンクリートなどと比べて低価格で施工できる

 

土の上から砂利を施工することで、泥や水が跳ねるのを防ぐことができ、外構の見栄えも良くなります。

歩くと「ジャリジャリ」と音がするため、不審者が侵入してきたときに気付きやすい点も砂利のメリットです。

より防犯効果を高めたいなら、大きな音が鳴る防犯砂利の施工をおすすめします。

また、砂利はコンクリートやインターロッキングなどと比べて低価格で施工可能です。

 

庭を砂利にするデメリットと後悔事例9選|対策もご紹介

砂利の庭で後悔

砂利敷きの庭にして後悔した事例と対策をご紹介します。

事前にデメリットを把握して、対策をご自宅の外構に取り入れてみてくださいね。

 

①隙間から雑草が生えてきて手入れが大変

砂利敷きの庭から雑草が生え、手入れが大変で後悔した事例です。

庭全体に隙間なく砂利を敷き詰めても、雑草は生えてきてしまうため対策が必要です。

 


<対策>

防草シートを砂利の下に隙間なく敷くことで、雑草が生えにくい庭をつくることができます。

砂利を被せることによって、防草シートに紫外線が当たらなくなるため、劣化防止にも効果的です。

ただし、パワーのある雑草の場合は、防草シートを突き破ることもあります。

除草剤を撒いたり、都度抜いたりをするなどの対策も併せて行いましょう。

 

②落ち葉の片付けが大変だった

砂利の上にある落ち葉の片付けが大変で後悔したという事例です。

ホウキで掃くと一緒に砂利も取れてしまうため、手作業で落ち葉を片付けなければならず手間がかかってしまいます。

 


<対策>

コンクリートや芝敷きの庭にすることで、ホウキで落ち葉だけを回収しやすくなります。

たくさんの枯れ葉が落ちる樹木を植えるなら、植栽の周辺は砂利敷きを避けた方がお手入れが楽です。

砂利にするなら、ブロワーを使って落ち葉を1か所に集めることで、掃除の手間を軽減できます。

 

③アプローチに採用したら歩きにくかった

アプローチに砂利を採用したところ、足元が不安定になって歩きにくかったという事例です。

小さなお子さまや高齢者がいるご家庭は、採用して後悔したという意見も少なくありません。

また、ハイヒールなどを頻繁に履く方がいる場合も、砂利のアプローチは不向きです。

 


<対策>

安定感があり滑りにくい素材をアプローチに選ぶことをおすすめします。

コンクリートの洗い出し仕上げや自然石、インターロッキングなどがアプローチに向いているでしょう。

 

 

④駐車するときにタイヤが空回りした

砂利敷きの駐車場をつくったら、タイヤが空回りして使いにくかったという事例です。

空回りすると砂利が飛散してボディに当たる危険性がありますし、タイヤも傷んでしまいます。

 


<対策>

駐車場はコンクリート敷きにすることで、車への負担が減りますし、砂利の飛散を防ぐことができます。

費用を抑えたいときには、タイヤが乗るスペースだけコンクリートにして、その他は砂利で仕上げることも可能です。

ただし、砂利がコンクリートの上に乗りやすくなるため、こまめに掃くなどのお手入れをしましょう。

 

⑤子供やペットを遊ばせにくかった

砂利にしたら足元が悪く、子供やペット遊ばせにくくて後悔したという事例です。

愛犬が砂利をくわえるリスクもありますし、お子さまが拾って遊んでしまうことも想定できます。

 


<対策>

お子さまやペットが安全に遊ぶなら、クッション性がある芝敷きの庭がおすすめです。

身体への負担も少なく、ケガのリスクも軽減できます。

 

⑥庭全体を砂利にしたら外構が殺風景になった

外構工事をコストダウンするために庭全体に砂利を敷いたら、外構が殺風景になったという事例です。

費用にこだわった外構では、低コストの砂利が採用されることが多いですが、デザイン性も意識して素材選びをしましょう。

 


<対策>

芝や植栽で緑を取り入れたり門柱のデザインにこだわったりするなど、玄関周りだけでも工夫することで、外構のデザイン性を高めることができます。

砂利の中でも、色の付いたデザイン性の高い種類を選ぶ方法もおすすめです。

 

⑦砂利が道路や隣地に流れ出てしまう

車や人の出入り、強風などによって砂利が飛び、道路や隣地に流れ出てしまうという事例です。

隣家などとトラブルにつながるリスクもありますし、毎回ホウキで掃いて敷地内に入れるのも手間がかかります。

 


<対策>

隣地との境界には土留めやブロックフェンスなどを施工することで、砂利が流れ出ることを防ぐことができます。

外構工事のときに同時に施工することがおすすめです。

ホウキで掃く手間をなくしたいなら、道路際には砂利を施工せず他の素材で仕上げましょう。

 

⑧年々砂利が減ってぬかるむようになった

年数が経つと砂利の量が減り、土がぬかるんだり水溜まりになったりしたという事例です。

砂利が飛散したり踏まれて埋もれてしまったりすることで、土が見えてくることがあります。

また、毎回同じ場所に駐車していると、その部分だけへこんでしまい水溜まりができるケースも少なくありません。

 


<対策>

いつまでも使いやすくきれいな庭にしたいなら、定期的に砂利の補充が必要です。

ご自身で敷くことも可能ですが、重い砂利を購入して運び入れることは大変ですし、敷地全体に対して均一にならす必要がありますので外構業者への依頼をおすすめします。

 

⑨花壇や芝の庭に変更しにくかった

将来的に花壇や芝にする可能性があるため、コンクリートではなく砂利にしたが、土の状態へ戻そうとしたら大変だったという事例です。

砂利は一般的なごみとして扱うことができないため、処分に困って後悔したという方もいます。

 


<対策>

数年後に用途を変更する予定があるなら、防草シート敷きだけにしておくことで、花壇や芝へ変更しやすくなります。

どのタイミングで変更するか分からない場合は、砂利を敷いても良いですが、砂利を撤去する手間や処分費をあらかじめ把握しておくことが大切です。

将来性を見据えた外構計画を立てるために、実績と提案力のある外構・エクステリア専門業者に庭づくりを依頼しましょう。

 

無料相談会

 

砂利の外構を採用しやすい場所

砂利を使った外構

▷施工事例:自然石の設え

砂利の外構を採用しやすい場所をご紹介します。

 

建物の周り

建物周りは頻繁に歩いたり車が乗ったりする場所ではないため、砂利敷きを採用するケースが多いです。

砂利を敷くことで、建物に泥が跳ねるのを防ぐことができます。

人が乗ると音が鳴るため、防犯目的で砂利を選ぶ方も少なくありません。

 

庭・駐車場・アプローチの以外の余白になる空間

庭や駐車場、アプローチ以外の余白になる空間に、砂利を敷くこともあります。

土の部分を残さないことで外構の見栄えが良くなりますし、ぬかるみや泥ハネを防ぐことが可能です。

 

勝手口付近

勝手口付近にも砂利を施工するケースもあります。

靴裏についた泥や汚れを砂利で落とすことができますし、防犯対策にもなるからです。

ただし、勝手口は段差があるため、歩きにくさが不安なら別の仕上げ方を検討しましょう。

 

和庭

和風の庭には、芝ではなく砂利を採用する事例も多いです。

白玉砂利や黒砂利、小粒の砂利など雰囲気に合った砂利を敷くことで、上品かつ趣のある空間に仕上げることができます。

▷関連コラム:和モダン・和風の外構をおしゃれにする5つのコツ|施工例を交えて解説

 

砂利と比較されることが多い素材

自然石とコンクリートのアプローチ

▷施工事例:シンボルツリー

砂利と比較されることが多い素材の特徴を確認しましょう。

 

  メリット デメリット
コンクリート ・駐車や歩行がしやすい
・メンテナンスが不要
・スタイリッシュなデザイン
・クールな印象を与えやすい
・ヒビ割れすることがある
天然芝

人工芝
・クッション性があり肌触りが良い
・色鮮やかで外構のデザイン性が高まる
・天然芝はこまめな手入れが必要
・人工芝は耐用年数に合わせて張り替えが必要
・人工芝は樹脂製なのでBBQや花火ができない

自然石

タイル

・高級感のある外構に仕上がる
・耐久性が高く、メンテナンス不要
・価格が高いため、広範囲の施工には不向き

 

それぞれ砂利と比べると価格帯は上がりますが、デザイン性や使い勝手が良くなるためおすすめの素材です。

空間や用途に合う仕上げ方法を検討してみてくださいね。

 

▷関連コラム:天然芝と人工芝の違いを9項目で比較|後悔しないためのポイントとおしゃれな事例も

 

おしゃれな砂利敷きの外構の実例をご紹介

砂利の外構を採用したおしゃれな事例をご紹介します。

 

リゾートテイストの外構

リゾートテイストの外構

リゾートモチーフを施工した3つの門壁がアクセントになった外構事例です。

駐車場はコンクリート、アプローチはタイルで仕上げています。

 

アプローチの一角にオブジェスペースをつくり、砂利を敷きました。

アプローチ周りの庭

海を感じるような真っ白な砂利を選んでいます。

 

夜間はアジアンテイストのスタンドライトが周辺を照らし、昼間とは異なる雰囲気を演出します。

スタンドライトと砂利

光を反射する白い砂利を選び、よりライティングの美しさが際立つようにした点がポイントです。

 

建物周りや外構の余白には砂利を敷き詰めました。

砂浜のような砂利

砂浜を思い起こさせる小粒の砂利を選び、外構のデザイン性を高めています。

砂の種類や色味を厳選したリゾートテイストの外構です。

▷施工事例:リゾートアイテムとライティング

 

和庭の外構

砂利敷きの和邸

茶室がある和風の家に合わせて庭づくりを行った事例です。

庭には小粒の砂利を敷いて、和の空間を演出しています。

 

庭の一角には手水鉢や灯篭を置き、バランス良く植栽をレイアウトしました。

手水鉢と灯篭

手水鉢の周りには大小の石を並べ、小粒の砂利との対比を楽しめるようにしています。

 

駐車場はタイヤが乗るスペースをコンクリート仕上げにして、周りには砂利を敷きました。

和の駐車場

コンクリートの面積を最小限にすることで、自然素材を活かした和庭の雰囲気を崩さないようにしています。

庭の砂利よりも大粒のものを選び、タイヤに砂利が挟まりにくいするなどの配慮もしました。

▷施工事例:茶室

 

まとめ

砂利は外構の庭に多く採用される素材ですが、中には後悔している方もいます。

施工する空間や種類などにこだわり、上手に砂利を活用した外構づくりをしてくださいね。

今回ご紹介した事例や対策が、庭の素材選びの参考になりましたら幸いです。

 

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