注文住宅の外構でこだわるべき10のポイント|おしゃれな施工例や費用目安もご紹介
こだわりの注文住宅を建てるなら、外構もおしゃれに仕上げたいですよね。
また、外構にこだわることで住まいの利便性・防犯性・プライバシー性などを高めることも可能です。
そこで今回は、注文住宅の外構でこだわるべきポイントをご紹介します。
おしゃれな施工例や新築の外構工事をすべきタイミングについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・注文住宅の外構工事にこだわると暮らしやすさが向上し、デザイン性・防犯性・プライバシー性なども高めることができます。
・外構工事でこだわるべきポイントを押さえ、マイホームの満足度をさらに高めましょう。
・こだわりの外構に仕上げたいなら早いタイミングで計画を立て、エクステリアの専門業者に相談することをおすすめします。
外構工事とは
外構工事とは、建物周りの敷地に対する工事のことで、次のような工事内容があります。
・門柱(ポスト・表札・インターホンなど)
・アプローチ
・駐車場(コンクリート敷き・カーポートなど)
・庭
・テラス
・物置などの収納
外構工事をすることで暮らしやすさが向上するのはもちろん、住まいのデザイン性・防犯性・プライバシー性などが高まります。
費用目安
一般的な外構工事の目安となる費用を確認しましょう。
・建物本体価格の10~15%程度
ただし、外構工事は注文住宅と同様に、面積や工事内容によって費用に大きな差が生まれます。
あくまで目安の費用として、参考にしてみてくださいね。
依頼先
注文住宅の外構工事は様々な依頼先があります。
・注文住宅を建てた住宅会社
・外構・エクステリアの専門業者
・ホームセンター
・リフォーム会社
注文住宅を建ててもらった住宅会社が外構工事も扱っている場合は、そのまま依頼することも可能です。
質の高い外構にこだわりたいなら、外構・エクステリアの専門業者をおすすめします。
価格にこだわった外構工事をしたいなら、ホームセンターやリフォーム会社も選択肢の1つです。
詳しくはこちらのコラムでご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▷関連コラム:失敗しない外構工事業者の選び方|エクステリアのプロがポイント・注意点を解説
注文住宅の外構でこだわるべき10のポイント
注文住宅の外構でこだわるべきポイントを解説します。
①建物と外構のデザインテイストを合わせる
建物の外観に合わせて、外構をコーディネートすることで統一感のあるデザインに仕上がります。
外構アイテムの色・素材選びにこだわり、建物のデザインテイストと揃えることがポイントです。
②ゆとりのある駐車計画を立てる
コンパクトな駐車スペースは、乗り降りや荷物を運ぶ際に不便です。
建物を設計するときから駐車場の広さを検討し、ゆとりある広さを確保しましょう。
車の買い替えや増車も考慮しながら、駐車スペースの幅・奥行きを決めることがポイントです。
③駐車場から玄関までの動線を考える
駐車場から玄関までの動線が便利だと、荷物の乗せ下ろしが楽になります。
上の事例は、アプローチと駐車スペースに距離があるレイアウトの外構です。
一見すると不便に感じますが、駐車スペースからも直接玄関へ行ける動線をつくって利便性を高めています。
カーポートと玄関が隣り合わせなので、雨の日も濡れにくく快適です。
④庭や室内が見えないように目隠しする
庭や室内が見えにくくするために、プライバシー性を高める外構をつくることも大切です。
こちらの事例は、テラスとリビングの前に門壁を立てて目隠しをしました。
道路から見たときに、目線が通りにくくなっています。
門壁の先は、テラスとリビングが広がる開放的な空間です。
道路からの目線を気にせずにプライベートな時間を楽しむことができます。
⑤室内と庭のつながりをつくる
室内と庭をつなぐウッドデッキやタイルデッキがある住まいも魅力的です。
テラスや中庭をつくることで、室内外の段差を軽減できるため、外とのつながりを感じられる住まいをつくることができます。
▷関連コラム:テラス・中庭がある外構のおしゃれな施工例|タイル・ウッドデッキ、屋根付きなど
⑥門柱のデザインにこだわる
オリジナリティのある外構にしたいなら、門柱のデザインにこだわることがおすすめです。
造作門柱なら、サイズや素材、デザインなどを自由にカスタマイズできます。
塗り壁やタイルの造作門柱は、様々なテイストに対応可能です。
【自然石の門柱】
石を使った造作門柱は、高級感や重厚感のあるデザインに仕上がります。
【おしゃれな機能門柱】
スタイリッシュなかっこいい門柱が理想なら、デザイン性の高い機能門柱もおすすめです。
外構全体のデザインテイストに合う門柱を選んでみてくださいね。
⑦生活感を隠す工夫をする
おしゃれな外構デザインに仕上げたいなら、生活感を隠す工夫をすることをおすすめします。
例えば、エアコンや給湯器の室外機が建物の正面になるなら、目隠しを設置して見えなくしましょう。
また、庭に洗濯物を干すなら、上の画像のような目隠しフェンスがあると、プライバシーも保たれます。
⑧防犯性を高める
外構の工夫次第で、住まいの防犯性を高めることも可能です。
防犯性を高めたいなら、不審者に狙われにくく、侵入されたことに気付きやすい外構にすることをおすすめします。
<具体例>
・侵入されたくない箇所はフェンスで囲う
・侵入されても気付くように見通しの良い外構にする
・防犯砂利やセンサーライトなどを採用する
敷地に合わせた防犯対策を採用しましょう。
⑨照明で夜間の魅せ方にこだわる
照明を使って建物や外構を照らすことで、夜間も美しい外観を魅せることができます。
デザイン性のある照明器具を置いたり、スポットライトで植栽や門柱を下から照らすなどの方法がおすすめです。
▷関連コラム:外構をおしゃれにライトアップする5つのコツ|美しいライティング事例も紹介
⑩外構アイテムの耐久性・メンテナンス性を考える
外構を長い間美しく保つためには、耐久性やメンテナンス性を考慮した素材選びが大切です。
上の事例では、天然石とアルミを組み合わせたファザードを採用しています。
どちらも耐久性が高く、日常的なお手入れのみで美しく保てるため、おすすめの素材です。
【施工事例】注文住宅のおしゃれな外構
様々なデザインテイストを採用した、注文住宅のおしゃれな外構の施工事例をご紹介します。
モダン
モノトーンの外観に合わせて、ブロック・タイル・コンクリートなどの素材で構成した外構です。
植栽を多く取り入れることで、シンプルな色味の中に彩りを加えています。
和モダン
和を感じる自然素材を多く取り入れ、落ち着きのある外構に仕上げた事例です。
天然石の門柱、植栽周りの石積みを採用することで、品のある和モダンな外構が完成しました。
ナチュラルモダン
ダークブランと線の細い植栽でコーディネートした、ナチュラルモダンな外構です。
植栽や門柱に照明を取り入れ、夜間も美しい外構デザインを楽しむことができます。
ナチュラル・洋風
塀に外壁と同色の塗り壁を取り入れ、建物との統一感を意識した外構です。
ステップや花壇に屋根に似た色のレンガを採用するなど、細部の素材選びにもこだわっています。
アメリカン
アメリカンな建物に合わせてコーディネートした外構です。
外壁と同色の赤いポスト、赤味のある自然石のアプローチなどを取り入れ、外観全体のデザイン性を高めています。
注文住宅の外構工事をすべきタイミングはいつ?
注文住宅は、どのタイミングで外構工事をすべきなのでしょうか。
新築住宅の外構工事をするタイミングは、次の3つに分かれます。
・引渡し前
・引渡し後~入居前
・入居後
それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自身にとってベストなタイミングを考えてみましょう。
引渡し前
注文住宅が完成したらすぐに外構工事をして、すべての工事が終わってから引渡してもらう流れです。
外構工事まで完了した状態で引き渡しを受けることができるため、すぐに引っ越して入居できます。
ただし、引渡し前に外構工事をする場合は、依頼先が注文住宅を建ててくれた住宅会社に限られる点がデメリットです。
引渡しまでは建築会社が建物の管理をするため、基本的に他の業者に依頼することはできません。
引渡し後~入居前
住宅会社から建物の引渡しを受け、入居するまでの間に外構工事をする流れです。
引渡しが完了しているため、依頼先を自由に決めることができます。
注意点は、引渡し後すぐに外構工事に入ってもらうため、事前に外構業者を探して打合せを進める必要がある点です。
引渡し直前に外構の打合せをしても、すぐに工事に入れないケースも多いため注意しましょう。
入居後
引越しや入居が完了した後に、住みながら外構工事をする流れです。
入居後の好きなタイミングでできるため、実際の使い勝手などを加味しながら、ゆっくりと外構の打合せを進められます。
ただし、入居後に外構工事をするなら、早めのタイミングがおすすめです。
外構工事をしない期間が長いと、泥がぬかるんで危ないですし、ポストがないと郵便物が届かないなどのデメリットがあります。
最低限やるべき外構を下記コラムでご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▷関連コラム:シンプルな外構が魅力的!おしゃれな施工例6選|最低限必要なエクステリア工事もご紹介
また、入居後に工事する場合、住宅ローンに外構費用を含められないケースもあります。
外構費用も住宅ローンに含めたいなら、審査や契約のタイミングで外構の見積書などを提出する必要があるからです。
入居後の外構工事は、リフォームローンを使うなどの方法もありますので検討しましょう。
▷関連コラム:外構費用を住宅ローンに組み込むメリットと注意点|その他のローンも解説
まとめ
注文住宅の外構にこだわると、デザイン性や防犯性など様々なメリットがあります。
建物のデザインと統一感があり、敷地の形状や目線の通り方などを考えながら、外構計画を立てることが大切です。
外構・エクステリアの専門業者と早い段階で打合せを進め、スムーズに工事まで進められるように計画しましょう。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
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