シンプルな外構が魅力的!おしゃれな施工例6選|最低限必要なエクステリア工事もご紹介
シンプルな外構は、様々な外観デザインや景観に馴染む人気なデザインです。
スタイリッシュな「モダン」や柔らかな雰囲気の「ナチュラル」など、シンプルな外構デザインの中にも多様な種類があります。
そこで今回は、シンプルな外構の魅力とおしゃれな施工例をご紹介します。
シンプルな外構をおしゃれに見せるコツや最低限必要なエクステリア工事の内容も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
- ・シンプルな外構は、流行りに左右されないデザイン性やお手入れの楽さなどが魅力です。
- ・モダン・ナチュラルなど様々なテイストのシンプルな外構の施工事例をチェックして、お好みのデザインを見つけてみましょう。
- ・オープン外構で開放感を出したり植栽で彩りを加えたりして、シンプルな外構をおしゃれにコーディネートしてくださいね。
Contents
シンプルな外構デザインの魅力
シンプルな外構デザインの魅力を確認しましょう。
流行りに左右されず飽きにくい
シンプルな外構は飽きにくいデザイン性が魅力です。
流行りに左右されないシンプルな素材・色を使ってコーディネートする外構は、年月が経っても古臭さを感じさせません。
いつまでも「おしゃれで魅力的」と感じられるお気に入りの外構デザインになるはずです。
建物のデザイン性を引き立てる
主張が強すぎないシンプルな外構は、建物のデザイン性を引き立てることができる点も魅力の1つです。
外構はシンプルな色・形状を厳選したり、建物と被らない低めなレイアウトを意識したりすることで、外観に目線を向けさせることができます。
建物との調和を重視したシンプルな外構を取り入れ、お住まいの外観をトータルコーディネートしましょう。
お手入れが楽になる
シンプルな外構を採用することで、お手入れが楽になるケースもあります。
例えば、石張りやコンクリート敷きでシンプルに空間をつくり込むことで、お手入れの手間を軽減させることができます。
一方で、外構に花壇などをつくり込むと華やかさはプラスされますが、雑草や虫などの対策が必要です。
外構のお手入れを楽にしたいなら、シンプルなデザインでメンテナンス性が高い素材を取り入れてみてくださいね。
シンプルな外構・エクステリア施工例6選|モダン・ナチュラル
シンプルな外構・エクステリアを採用したおしゃれな施工例をご紹介します。
モダンやナチュラルなど様々なテイストの中から、お好みのデザインを見つけてみてくださいね。
①シンプルな素材でデザインした「モダン」な外構
コンクリートとブロックなど、シンプルなアイテムでコーディネートしたモダンな外構です。
広い土地ですが、駐車スペースとアプローチ全体にコンクリートを敷いたため、お手入れの負担を軽減できます。
使っている素材はシンプルですが、3種類のブロックを組み合わせたり高さに変化をつけたりして、デザインにこだわりを。
花壇には白砂利を採用し、グレーでコーディネートされたデザインにメリハリをつけました。
②かっこいい「シンプルモダン」なエクステリア
グレーやシルバーを基調としたシンプルモダンな外構です。
アプローチと駐車スペースは、コンクリートと石張りをランダムに施工しています。
玄関周りはブロックの囲いの中に、機能門柱とオブジェ、植栽を施工してオリジナリティをプラスしました。
シルバーのアイテムを取り入れることで、建物のサッシや玄関にある柱と統一感を持たせています。
③「ナチュラルモダン」のシンプルな外構
外観に使われているホワイト・ブラウンを外構にも採用した、シンプルなナチュラルモダンの外構です。
シックな色味ですが、フェンスやポストに木目を採用したり、植栽を取り入れることで柔らかな雰囲気に。
バランスよく照明を配置し、外構全体が照らされるようなライティングにしました。
照明がついた表札を選ぶなど、シンプルながら夜間の魅せ方まで意識したこだわりの外構です。
④「ナチュラル」テイストのシンプルな外構
ホワイトとベージュの中に植栽や芝のグリーンが映える、ナチュラルカラーのシンプルな外構です。
建物がブラック1色でコーディネートされていたため、ホワイトのポストや自然石の門柱を外観のアクセントにしました。
石柱と石張りがおしゃれな造作門柱は、建物側からの見栄えも考えて両側同じデザインに。
ブラックの外壁やベージュの玄関タイルと合うように、自然石の色味を厳選した点もこだわりのポイントです。
⑤シンプルな門柱がおしゃれな「和モダン」な外構
石をメインにコーディネートした和モダンの外構です。
玄関ポーチ前のステップは、踏み板と蹴込み板に異なる色の自然石を使い、浮き階段をつくるなど細部までつくり込んでいます。
造作門柱やポストは、空間にひっそりとたたずむようなシンプルなデザインに。
素材や細部のデザインにこだわり、上品な和モダンの外構に仕上げました。
⑥シンプルデザインの「オープン外構」
建物のデザイン性を引き立てるシンプルなオープン外構の事例です。
建物の前面はなるべく外構アイテムを配置せず、庭周りはフェンスや植栽で緩やかに目線を遮りました。
夜は昼間の開放感とは一変して、幻想的な雰囲気に。
シンプルな外構なので、植栽の影だけが美しく外壁に映し出されています。
シンプルな外構をおしゃれに見せるコツ
シンプルな外構をおしゃれに見せるためのポイントを解説します。
エクステリア・建物のテイストを統一する
シンプルな外構をつくる上で大切なのが、エクステリアと建物のテイストを統一させることです。
採用するアイテムが絞られがちなシンプルな外構は、1つ1つのデザインや素材が目に留まりやすいです。
そのため、建物の外観デザインに合わせたアイテム選びが重要になります。
モダンテイストならコンクリートやブロックなどの素材、グレーやブラック、シルバーなどを基調としたカラーコーディネートがおすすめです。
一方、ナチュラルテイストなら暖色系の石やレンガ、木目調のフェンスや枕木などと相性が良いでしょう。
シンプルだからこそ、細かなデザインや色、素材感にこだわってアイテム選びをしてみてくださいね。
シンプルさの中にこだわりのデザインを取り入れる
シンプルな外構デザインは飽きにくい点が魅力ですが、個性を出しにくいという一面もあります。
とは言え、せっかくオーダーで外構工事をするなら、シンプルな中にこだわりのデザインを取り入れましょう。
具体的な方法の一例をご紹介します。
【コンクリートの仕上げ方に違いをつける】
こちらの事例では、コンクリートを金ゴテ・洗い出しの2種類で仕上げ、カーブをつけてデザイン性を高めました。
ただ空間全体を単調なデザインで施工するだけでなく、仕上げ方や形状に変化をプラスすることで個性が生まれます。
【造作門柱でオリジナリティをプラス】
こちらの事例では、ブラックの塗り壁とタイルのアクセントがおしゃれな、モダンテイストな門柱を造作しました。
シンプルな外構にオーダーメイドの造作門柱をプラスするだけで、デザイン性が高まりオリジナリティある仕上がりになります。
▷関連コラム:おしゃれな造作門柱の施工事例11選|機能門柱との違いやデザインのポイントも
デザイン性の高い外構・エクステリア会社に相談し、個性をプラスしたシンプルな外構を提案してもらいましょう。
オープン外構で開放感を出す
スタイリッシュな印象のシンプルな外構にしたいなら、敷地を塀やブロックで囲まない「オープン外構」をおすすめします。
なぜなら、道路と敷地の境界に仕切りがないため、すっきりとした印象を与えやすいからです。
敷地全体が囲まれた「クローズ外構」にすると、高さやレイアウトによっては圧迫感や乱雑さを感じるケースもあります。
クローズ外構を採用する場合は、シンプルなデザインのフェンスを採用したり、塀を低くしたりするなどの工夫をしてみてくださいね。
<関連コラム>
▷オープン外構は侵入防止・目隠しでノンストレス|対策13選を紹介
▷おしゃれな「クローズ外構」の施工例|後悔しないための6つの対策も
植栽で彩りをプラスする
シンプルすぎる外構は、温かみが感じられず無機質な印象を与えてしまうこともあるため、植栽で彩りをプラスすることもおすすめです。
特に、モダンテイストはコンクリートやブロックなど、グレー系の色味を使うケースが多いため注意しましょう。
外構全体はシンプルでも花が咲いたり実をつけたり、紅葉や落葉したりするような樹種を選べば、季節によって異なるエクステリアデザインを楽しめます。
新築の外構で最低限やるべき工事をご紹介
新築の外構時で最低限やるべき工事をご紹介します。
最初はシンプルな外構に仕上げ、使い勝手を考えながらカスタマイズしていくこともできますので、ご予算や用途に応じて検討してみましょう。
①駐車場
駐車スペースは最低限の整備をしておきましょう。
土や砂利のままにしておくと、雨の日にぬかるんでタイヤがはまる危険性があります。
また、泥ハネしてボディが汚れてしまったり、車の乗り下りもしにくいです。
費用を抑えたい場合は、砂利や部分的にコンクリートを敷く方法があります。
ただし、長期的な使い勝手を考えるなら全体をコンクリートで仕上げたほうが、駐車しやすく車への負担もかかりにくいです。
カーポートなどは後付けするすることもできますが、トータル的な費用を抑えるなら新築時にまとめて工事することをおすすめします。
②アプローチ
整備していないアプローチは、雨の日に泥ハネで靴や服が汚れてしまうため、新築時に整備しておきましょう。
土や砂利のままのアプローチを歩くと玄関タイルも泥まみれになってしまい、お手入れにも時間がかかります。
アプローチは、様々な素材で仕上げることが可能です。
- ・コンクリート
- ・石
- ・タイル
- ・レンガ
- ・枕木
- ・砕石
- ・インターロッキング
外構のデザインテイストや費用などを考慮しながら、好みの素材を選んでみてくださいね。
▷関連コラム:【外構】おしゃれで使い勝手がよい玄関アプローチのつくり方|和モダン・シンプルモダンなど施工例も紹介
③門柱(ポスト・表札・インターホン)
ポスト・表札・インターホンなどが付いた門柱は、確実に郵便物の配達を受け取るために必須の外構アイテムです。
特にポストがないと、郵便物が外に置かれていたり届かなかったりするリスクもあります。
一時的に簡易的なポストを置く方法もありますが、盗難や風で飛ばされるリスクを考えると、新築時に施工することがおすすめです。
メーカーが販売している既製品の機能門柱、オーダーメイドでつくる造作門柱のほかに、単独のポストなど様々な種類があります。
外構に合うデザインや使い勝手を考えながら、お気に入りの門柱を採用しましょう。
④塀・フェンス
隣地との境界を明確にするために、塀・フェンスを新築時に施工するケースも多いです。
塀・フェンスを施工しないと境界があいまいなため、次のようなトラブルにつながる危険性があります。
- ・隣地に土が流れてしまう
- ・隣家の物や植物が敷地内に侵入する
- ・自宅の物や植物が隣地に侵入する
ブロック塀・ブロックフェンス・目隠しフェンスなど様々な種類がありますので、プライバシー性やデザイン性、費用を考慮して選びましょう。
ただし、隣地が建築中や今後建築する場合は、隣家の方と折半で境界上に塀やフェンスを施工することも可能です。
折半で外構費用を抑えるために、隣地の住宅の完成を待つ方も少なくありませんので、状況に応じて施工するタイミングを決めてくださいね。
⑤雑草対策
新築時に雑草対策の外構工事をすることで、入居後のお手入れを楽にできます。
元々砂利が敷かれている土地に建築をした場合、外構工事の必要性を感じずにそのままにしておくケースも少なくありません。
冬場は問題がなくても、春になると雑草が生えてきて手入れが大変という思いをしている方も多いです。
雑草対策は防草シートやコンクリート敷きなどの方法があります。
詳しくはこちらのコラムをチェックしてみてくださいね。
▷関連コラム:雑草対策10選|メリット・デメリットや失敗を防ぐポイントをチェック
シンプルなエクステリアは外構費用が安いのか
シンプルなエクステリアは外構費用が安いという意見も見かけますが、必ずしも費用が抑えられるとは限りません。
確かに、外構をシンプルにすることで施工範囲が狭まったり使うアイテムが減ったりすれば、費用が安くなるケースもあります。
しかし、一見シンプルに見えても敷地のほとんどをコンクリート敷きにしていたり、デザイン性の高いフェンスや造作門柱などを取り入れたりする場合は費用は上乗せされます。
工事内容や選択する素材などによって費用は異なりますので、明確な金額提示をしてくれる信頼できる外構・エクステリアの専門業者に相談することがおすすめです。
▷関連コラム:失敗しない外構工事業者の選び方|エクステリアのプロがポイント・注意点を解説
まとめ
シンプルな外構でも、建物のデザインによって採用すべきテイストや素材、カラーは異なります。
今回ご紹介した事例を参考に、お住まいにはどのようなシンプルな外構が合っているのかを検討してみてくださいね。
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