広い庭を活かした外構デザイン|9つの活用方法やレイアウトのコツも紹介
ご自宅の広い庭に対して、次のようなお悩みはありませんか。
- ・広い庭はあるけど上手に活用できていない
- ・庭が広いと雑草の手入れが大変
- ・広い土地に新築住宅を建てたけど外構に迷っている
こちらの記事では、上記のような思いを持つ方に対して、広い庭の活用方法についてお伝えします。
広い庭を活かした外構の施工事例やレイアウトを考えるコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
- ・広い庭は様々な使い方ができるため、上手く活用することで暮らしの幅が広がります。
- ・ご家族のライフスタイルに合った土地の活用方法を考え、使い勝手が良くおしゃれな外構に仕上げましょう。
- ・広い庭の外構は、お手入れやプライバシー性も配慮することが大切なため、実績の多いエクステリア業者に相談することをおすすめします。
Contents
広い庭を持て余していませんか?
敷地に広い庭があるけど、うまく活用できていないとお悩みではないでしょうか。
庭が広いと羨ましがられることも多いと思いますが、実際に暮らしていると良いことばかりではありませんよね。
広い庭がある家のメリット・デメリットを確認しましょう。
庭が広いメリット
庭が広いと次のようなメリットがあります。
- ・室内からの景観が良い
- ・外観のデザイン性が高まる
- ・自然を感じられる
- ・プライベートな空間でゆったりと過ごせる
- ・BBQなど屋外の趣味を楽しめる
- ・子どもやペットが全力で遊べる
広い庭はデザイン性や精神的なメリットがあり、暮らしの幅が広がる点も魅力的です。
庭が広いデメリット
庭が広いと次のようなデメリットがあります。
- ・雑草などの手入れが大変
- ・広範囲で防犯対策やプライバシーへの配慮が必要
- ・敷地が広いと固定資産税が高くなりやすい
広い庭は雑草が生える範囲も広いため、手入れが負担に感じる方も多いでしょう。
手入れされていない庭は空き巣などに狙われやすくなるため、広範囲での対策も必要です。
▷関連コラム:雑草対策10選|メリット・デメリットや失敗を防ぐポイントをチェック
【外構事例】広い庭の活用方法・アイデア9選
広い庭を持て余さずに上手に活用するには、使い方を明確にすることが大切です。
施工事例をもとに様々なアイデアを紹介しますので、ご自身のライフスタイルに合った庭の活用方法を考えてみてくださいね。
①庭にテーブルチェアを置いてゆっくり過ごす
テーブルやチェアを置いてゆっくり過ごせる庭は魅力的ですよね。
芝や植栽を採用した景観の良い庭をつくれば、自然を感じられて落ち着いて過ごせる空間に。
ガーデンエクステリアを置く場所は、タイル仕上げなどにして安定性を確保すると良いでしょう。
②室内とつなげてアウトドアリビングを楽しむ
室内と広い庭をつなげた、アウトドアリビングのある住まいも魅力的ですね。
第二のリビングとして、家族のくつろぎ空間が広がります。
屋外と室内の行き来をしやすくするために、1階の床の高さに合わせたタイルデッキやウッドデッキの施工がおすすめです。
③家族でプールやBBQを楽しむ
家族でBBQやプールを楽しめるような空間を、広い庭につくっても良いでしょう。
こちらのようなタイルデッキなら、BBQなどで火を使っても安全性が高いですし、片付けも楽です。
日当たりが良い空間にはシェードの施工がおすすめです。
日差しを遮ることができるので、快適な環境でお庭遊びを楽しめるでしょう。
④お子さまやペットが走り回れる空間にする
お子さまやペットが全力で走り回れるスペースも魅力的ですよね。
庭が広ければ、自宅にプライベートな公園をつくることができます。
クッション性がある芝なら安全性が高く、身体への負担もかかりにくいです。
道路への飛び出しを防ぐために、ブロックフェンスの施工範囲や庭のレイアウトなどを工夫しましょう。
⑤ガーデニングを楽しむ
広い庭があれば、ガーデニングも思う存分楽しめます。
あらかじめ花壇を外構でつくり、その他の空間をコンクリート敷きや石張りで仕上げれば、雑草の手入れも楽です。
道路と室内からの見え方をそれぞれ考え、ガーデニングをする位置を検討してみてくださいね。
⑥洗濯物を外に干す
屋外で洗濯物を干すご家庭は、広い庭を活かしてサンルームを施工しても良いでしょう。
ガラスで囲まれたサンルームは日当たりが良くて洗濯物が乾きやすく、雨や砂ぼこり、花粉なども気になりません。
虫を気にせず、お子さまやペットと日向ぼっこをしたり、ピクニック気分を味わったりできるのも魅力です。
ただし、面積が10㎡(約6畳)を超えるサンルームを後付けする場合は確認申請が必要なので、施工実績の多い外構・エクステリア業者に相談することをおすすめします。
⑦植栽を植えて四季の移り変わりを楽しむ
広い庭があるなら、たくさんの植栽を植えて四季の移り変わりを楽しむのも趣がありますね。
季節によって花や実をつける植栽、紅葉や落葉のある木々などを選ぶと、より季節を感じられます。
花壇スペースをつくって、旬の花をガーデニングしても良いでしょう。
ただし、植栽の種類によっては手入れが大変なケースもありますので、詳しい外構業者におすすめの樹種を確認しましょう。
⑧室内から庭の景観を楽しむ
広い庭があっても外に出る機会はあまりないという方は、庭園をつくって室内から楽しめるようにしても良いでしょう。
部屋や窓の位置などを考慮して庭のレイアウトを決めることで、家の中から美しい景観を眺めることができます。
庭園は定期的な手入れが必要なため、アフターフォローもしてくれるような外構・エクステリア業者を選ぶことがポイントです。
⑨こだわりの空間をつくる
広い庭があるなら、こだわりの空間を取り入れてワンランク上の外構デザインに仕上げることもおすすめです。
こちらの住まいはプールをつくってホテルライクな住まいに。
室内からもプールが見えるように、建物の設計時から外構計画を立てています。
こちらの住まいは、小川のような池庭をつくりました。
まるで公園のような、おしゃれな広い庭がある住まいです。
理想とするライフスタイルに合う特別感のある外構を取り入れてみてくださいね。
広い庭の外構レイアウトを考えるときのポイント
広い庭を使いやすくおしゃれにするために大切な、レイアウトのポイントを確認しましょう。
①駐車スペース・アプローチとのバランスを考える
広い敷地に対して、庭・駐車スペース・アプローチのバランスを考えることが大切です。
アプローチが長すぎても動線が悪くなりますし、広すぎる庭は手入れが大変になります。
必要な駐車台数と庭の具体的な活用方法を考え、広さの割り振りを決めてレイアウトしましょう。
可変性を持たせたいなら、アプローチや庭にも車・自転車を停められるようにする方法などもおすすめです。
②庭の仕上げ方を考える
庭をどのような素材で仕上げるかも大切なポイントです。
駐車場と庭がつながるレイアウトなら、上の画像のように砂利・コンクリート・石などで仕上げても良いでしょう。
駐車スペースと庭が共有できるため、来客などで車が複数台来ても対応しやすくなります。
独立した庭のレイアウトなら、クッション性があり遊んだり作業したりしやすい人工芝・天然芝がおすすめです。
ただし、芝の上でBBQをすると傷みの原因になったり人工芝が溶けたりするリスクがあります。
芝の一部をコンクリートやタイル、レンガなどで仕上げることで、安全性・安定性の高い空間にすることが可能です。
③室内側からの見え方を意識する
広い庭の外構レイアウトを考えるとは、室内側からの景色も考えましょう。
敷地面積が大きいと、シンボルツリーや花壇などをどこに配置すべきか迷ってしまいますよね。
道路側から見た外観デザインを意識してレイアウトを考えるケースが多いですが、実は室内側からの目線を気にすることも大切です。
リビングなどでくつろいでいるときに、景観が良い庭が見えたら気分が上がりますよね。
窓からの眺めが良いと、建物の内装デザインがおしゃれに見える効果もあります。
イメージを膨らませて、部屋から見える庭の景色を考えてみてくださいね。
④外からの目線に配慮する
広い庭で有意義に過ごすためには、外からの目線に配慮したプライバシーが保たれている外構にすることが大切です。
庭全体を目隠しフェンスなどで囲うことは予算的に難しいという場合は、ポイントで目隠しをする方法もあります。
上の画像は、リビング前にあるテラスを門壁で目隠しした外構の事例です。
外壁と門壁の色味を合わせることで統一感が生まれ、テラスを自然に隠すことができます。
門壁の裏へ回ると、道路側から見たときには想像できないような、開放的なテラスが広がっています。
外からの目線が気にならない空間なら、ゆったりとくつろいで家族の時間を楽しめますよね。
庭の見えても良い部分と見せたくない部分を明確にして、目隠し対策をしてみてくださいね。
「庭じまい」で広い庭の手入れを楽にするという選択も
ここまで広い庭の活用方法をお伝えしましたが、中には「とにかく手入れを楽にしたい」という方もいるでしょう。
今の荒れた庭を改善したいなら、思い切って「庭じまい」する選択肢もあります。
「庭じまい」とは庭にある木や雑草、不要物などを処理して、庭を維持管理しやすい状態にすることです。
手入れが必要なものを極力なくすことで維持管理がしやすくなり、広い庭の状態を良好に保ちやすくなります。
詳しくはこちらのコラムでご紹介しておりますので、チェックしてみてくださいね。
▷庭じまいで手入れのいらない庭をつくるメリットとは|作業例や費用相場も解説
▷老後は手入れがいらない庭づくりを|雑草・落ち葉・剪定など対策ポイントを解説
まとめ
広い庭は様々な方法で活用できるため、暮らしの幅が広がります。
一方で、お手入れやプライバシー性を考えながら、外構をレイアウトすることが大切です。
外構工事の実績が豊富なエクステリア業者に相談し、ご家庭に合った庭の活用方法を検討してみてくださいね。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、お客様が理想とする外構デザインを設計・施工いたします。
イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。
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