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庭じまい

老後は手入れがいらない庭づくりを|雑草・落ち葉・剪定など対策ポイントを解説

老後は手入れがいらない庭づくりを|雑草・落ち葉・剪定など対策ポイントを解説

老後は草むしりや掃除など庭の手入れが負担になることが多く、管理しきれずに荒れた状態になってしまうことも少なくありません。

雑草や庭木が生い茂ると庭の見た目が悪くなるだけでなく、害虫が発生したり、足元が悪くなり転倒したりするリスクも増えてしまいます。

老後も素敵なお住まいでの暮らしやガーデニングなどを楽しむためには、手入れが要らない庭づくりをしておくことが大切です。

今回は、老後に庭の手入れで負担になりやすいポイント、対策をわかりやすく解説します。

 


コラムのポイント

  • ・草むしり・落ち葉の掃除・芝の手入れなど、老後に負担に感じる方が多いお手入れのポイントをチェックしましょう。
  • ・お手入れの負担を減らして、素敵なガーデンライフを楽しむための対策や工夫を解説します。
  • ・老後はお庭のお手入れのことだけでなく、移動の負担や転倒リスクを軽減することも大切です。

 

庭の手入れで負担を感じやすいポイント

老後の庭の草むしり

ご自宅の庭の手入れはさまざまですが、特に老後になり負担を感じやすくなり、維持管理が難しくなるポイントをご紹介します。

雑草

お庭の手入れで大変なポイントに挙げられることが多い雑草の処理は、老後は特に負担となる可能性があります。

しゃがんだ状態での草むしりは足腰に大きな負担がかかりますし、特に雑草が伸びやすい夏場は熱中症のリスクも高くなります。

刈り払い機を使った雑草処理も、高齢になると機械の重さが負担になるケースも。

落ち葉の掃除

春や秋に増える落ち葉の掃除や処分も、高齢になると負担になるケースが多いです。

自宅の敷地内の落ち葉掃除だけでも大変ですが、表通りや隣近所にまで広がると、さらに負担が大きくなります。

庭の落ち葉掃除が行き届かなくなると、害虫が発生したり、滑って転倒したりするリスクも高くなるため危険です。

土間コンクリートの掃除

駐車場やアプローチなどの土間コンクリートも、年数が経つうちに汚れが目立ってきて掃除の負担が大きくなるポイントです。

最近は家庭用の高圧洗浄機など便利なアイテムもありますが、高齢になると準備や扱うのも大変になってきます。

日当たりが悪い場所は汚れだけでなく苔が生えるケースもあり、掃除できなくなると滑って転倒リスクが高くなるかもしれません。

芝の手入れ

天然芝の手入れも老後は大変になり、良い状態をキープするのが難しくなります。

春から夏場の芝の刈りこみは、手作業、芝刈り機どちらでも大変な作業です。また、芝生の間に生えてくる雑草も、手作業で抜かないと種が落ちてどんどん増えてしまいます。

芝の手入れが行き届かなくなると見た目が悪くなるだけでなく、虫の発生原因になりさまざまな被害をもたらすケースも。

庭木の剪定

伸びた庭木の剪定も重労働ですから、老後になると大変です。

庭木は毎年剪定しないと樹形が崩れてしまい、伸び放題になると景観が悪化し日当たりも悪くなってしまいます。

また、伸びすぎると台風などで枝が折れたり倒れたりするリスクが高くなり、ご自宅や近隣に影響を及ぼすケースも。

一度伸びてしまうと元のサイズに剪定するのが難しくなり、伐採や伐根の費用も高くなってしまいます。

老後の庭の手入れ対策方法

前述したように、若いときは維持管理できたお庭も、老後になると負担が大きく、手入れが難しくなります。

庭の手入れが負担になり、荒れてしまうのを防ぐために、次のような対策を検討してみてください。

雑草対策をする

雑草対策前の庭

庭の雑草対策をすることで、普段のお手入れの手間を軽減し、美しい状態をキープしやすくなります。

雑草対策として効果的なのは、土の面積自体を減らすことです。最近はさまざまな除草剤が市販されていますが、散布する手間と費用がかかりますし、完全に防げるわけではありません。

 

雑草対策後の庭

  • ・土間コンクリート
  • ・レンガ
  • ・インターロッキング
  • ・タイル

 

例えば、土の地面を上記のような仕上げに変えることで、雑草を確実に防ぐことができます。全面土間コンクリートだと味気ないお庭になるケースもありますが、タイルやレンガなどデザイン性を高める方法もあります。

全面を雑草が生えない仕上げにするのではなく、部分的に土間やレンガ敷きにして、土の面積を減らすのも1つの考え方です。花壇やシンボルツリーの周りだけ土を残すなど、無理なく雑草処理できる範囲を考えてみましょう。

また、建物の周囲の雑草対策としては、防草シートを敷いて砂利を撒く方法も定番です。全面土間コンクリートにするより手間やコストを抑えられるので、あまり立ち入らない家の裏などに取り入れるのが一般的です。

天然芝⇒人工芝にする

天然芝のお手入れは大変だけど、雰囲気は残したい場合は、人工芝に変更するのも効果的な対策です。

人工芝は基本的にお手入れが不要で、最近はリアルな質感のものが増えてきており、天然芝同様の素敵な庭をつくることができます。

手入れをしなくても青々とした芝生の景色を楽しめて、冬場も枯れずに1年中変わらないのも人工芝のメリット。

人工物なので寿命はありますが、7~8年が目安と言われていて、ひんぱんに張り替えが必要なわけではありません。

庭木を伐採・植え替えする

庭木の伐採作業

庭木が多く成長しすぎて剪定や落葉の掃除が負担になる場合は、伐採や植え替えを検討しましょう。

増えすぎた庭木を程よく伐採することで、お手入れの負担を減らしつつバランスの良いおしゃれな庭をつくることができます。

庭木が成長すると伐採や伐根の費用が高くなってしまうため、なるべく早めに整理しておくのがおすすめです。

こちらで庭木の伐採・伐根費用相場を解説していますので、参考にしてみてください。

〈関連コラム〉

庭木伐採・伐根の費用相場はいくら?自分で伐採して安く抑える方法も解説

 

また、ある程度庭木を残したい場合は、樹種やサイズを考えて植え替えするのも1つの考え方です。

なるべく成長が遅く、落葉しにくい庭木に植え替えることで負担を軽減できます。お庭との相性や好みも踏まえつつ、お手入れの負担が少ない庭木を選んでみましょう。

生垣をブロック塀やフェンスに変える

生垣とウッドフェンス

家の周囲に生け垣があり、手入れが負担になっている場合は、ブロック塀やフェンスへの変更で対策しましょう。

生垣も樹種によって成長の早さや落葉の多さは変わりますが、生き物である限り最低限のお手入れは必要です。

 

生垣からブロック塀取フェンスにリフォーム

生垣をやめてブロック塀やフェンスに変更するだけで、かなりお手入れの負担を軽減できるでしょう。

生垣のような自然な雰囲気を残したい場合は、木目調のフェンスを使うのがおすすめです。

天然木のフェンスは塗装が大変なので、樹脂やアルミ製で木目を再現したフェンスを選ぶのが良いでしょう。

スプリンクラーを設置する

花壇や土を残してガーデニングも楽しみたい場合は、スプリンクラーを設置して水やりの負担を軽減するのもおすすめです。

最近はスプリンクラーの範囲や方向を細かく設定できるため、お花や野菜などを植える場所にだけ水を撒くことが可能です。

スプリンクラーがあれば水やりの負担を軽減できるだけでなく、打ち水の効果で夏場のお庭で涼しく過ごせるのもメリット。

老後は庭の安全性も重要

庭の手すりとスロープ

ここまではお庭のお手入れについて解説してきましたが、老後は安全性についてもしっかり考えましょう。

お庭に段差や滑りやすい場所があると、転倒するリスクが高くなります。せっかくお手入れしやすくおしゃれなお庭をつくっても、怪我をしてしまうと楽しむことができません。

 

※老後の庭の安全性対策の例

  • ・スロープを設置する
  • ・手すりを設置する
  • ・滑りにくい仕上げにする
  • ・ライトで足元をしっかり照らす

 

上記はあくまで一例ですが、毎日の行き来やお庭に出てガーデニングなどを楽しむ際、怪我をしないように対策しましょう。

まとめ

家を建てたときのお庭のレイアウトだと、草むしりや剪定などのお手入れが老後負担になる可能性があります。

少ないお手入れでおしゃれなガーデンライフを楽しむために、バランスの良い庭じまいを検討してみましょう。

つくばガーデンは、イオンモールつくば内の展示場で、お庭のリフォームやメンテナンスについてのご相談を受け付けています。

おしゃれで暮らしやすいお庭をつくるために、ぜひお気軽にご相談ください。

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