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御影石のファサード
行政指導に合わせた提案として、御影石と植物を組み合わせたプラン。
御影石石柱にリズムよく植物を挟む事で、単調さを克服している。
【設計者より】
行政により自然素材の使用が推奨されている地区の施工例です。
・玄関ドアが道路に直面しているので目隠しをしたい
・介護が必要なお客様(車椅子)がお越しになる事がある
・LED照明を内蔵した表札を使いたい
といったご要望を踏まえ、行政の寸法制限を遵守しながらのご提案となりました。
コンクリートブロックやアルミ材を用いたプランは、最近の新しい区画地では敬遠される傾向があります。
街の景観と調和し、ローメンテナンスな自然素材として、御影石を用いたプランをご提案しました。
◼️ 御影石の門柱
お家の顔となる門柱は、様々な御影石を組み合わせて作る重厚感のあるデザインとしました。各パーツをモノトーン系の色に統一する事で、一体感が出たと思います。
左右に施主様がふくろうを設置された事で、より面白い感じになりました。
表札はLEDを内蔵しており、夜間は点灯するようになっています。
◼️ 道路側 石柱とスカイロケット
門柱に連続する形で、道路側の目隠しは御影石の石柱とスカイロケットを組み合わせたものとしました。
石柱は玄関ポーチを囲む形で連続しており、門柱からの表通りと駐車場からの裏通りを明確にする役割も果たしています。
端にはシャラの株立ちを植えて、全体が単調にならないよう配慮しました。
◼️ 階段アプローチ
足腰が不自由な方用の段差処理としては、一般的にスロープが使われます。
しかしながら、十分な長さが確保できない場合は、かえってスロープでは危険なケースも見られます。
今回は数回のお打合せの結果、介助者の存在を前提として、蹴上を低く、踏面を広くとった階段としました。
階段の縁は滑りにくく処理された御影石の縁石を使い、内側は明るい雰囲気となるよう黄色の乱形石貼りとしました。
左右は施主様のご要望から植栽地としています。
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