【外構】石積みでおしゃれな庭に|施工事例10選と注意点を解説
自然石を積み上げた「石積みのある庭」は、高級感があっておしゃれですよね。
石積みはデザインのアクセントになるのはもちろん、目隠しや空間を仕切るときにも使える外構手法です。
そこで今回は、石積みの外構がおしゃれな庭の施工事例をご紹介します。
石積みの外構を採用する際の注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・「石積み」とは急な勾配で石を積み上げた建造物のことで、住宅の外構にも取り入れられている手法です。
・石積みは門柱や境界、花壇などに採用されることが多く、様々なデザインテイストに馴染みます。
・設計や施工によって石積みのデザイン性や強度は大きく変わるため、実績が豊富な外構業者に依頼することがポイントです。
石積みの外構がおしゃれな庭の施工事例
外構に石積みを取り入れた庭の施工事例をご紹介します。
①御影石の門柱で高級感のある外構に
御影石を積み上げ、オリジナルの門柱をつくり上げた事例です。
色の異なる石柱で石積みを挟むことで、より造作門柱の存在感が高まります。
門柱の両サイドにフクロウのオブジェを置いたり、色とりどりの草花を植えたりすることで、高級感の中に可憐さも感じられる外構デザインに仕上がりました。
②石積みの花壇が映える広々テラス
石張りの広々としたテラスの横に、石積みで花壇をつくった事例です。
テラスのステップに合わせて3段の花壇をつくり、立体感を感じられるデザインにしました。
石積みの花壇をつくることで、デザイン性の向上だけでなくアプローチとテラスを仕切る役割も果たしています。
③道路との境界を石積みでコーディネート
敷地と道路の境界に石積みを採用した事例です。
大きめの石を積むことで、レンガとの対比を楽しめるようにしました。
自然石を使った外構は、どのようなデザインテイストにも馴染む点が魅力です。
④アプローチのステップに石積みのアクセントを
アプローチに石積みのアクセントを採用した事例です。
ステップに合わせて石の大きさ・段数に変化をつけ、視線の流れをつくっています。
石の前面は花壇にして、季節の花々を楽しめるようにしました。
⑤土留めを石積みにしておしゃれに
敷地内に高低差があるため、石積みで土留めした和モダンな外構事例です。
土留めをコンクリートではなく自然石で仕上げることで、建物や外構デザインとの調和が取れます。
⑥石でトータルコーディネートされた和モダンの外構
外構全体を石でトータルコーディネートした和モダンな外構をご紹介します。
自然石の柔らかな色味が建物と調和し、植栽の緑が映えるおしゃれな空間です。
門柱・アプローチ・植栽周りに石を取り入れています。
門柱には同サイズ・形状の御影石を規則的に積み上げ、植栽周りは大きさの異なる石をバランスよく配置しています。
同じ自然石でも、種類や施工方法などによって様々な表情を楽しむことができる点も石積みの魅力です。
⑦自然石でつくった白と黒の壁
和モダンな外構に石壁を取り入れた事例です。
大きさの異なる2つの壁をつくり、アプローチの奥行きを感じられるようにしました。
手前側の壁には、白の自然石を施工しています。
明るい色の大きめの石を使うことで、空間のアイキャッチポイントとして機能するようにしました。
黒の壁は、小ぶりな石を積み上げて作り上げています。
白い石壁と比べて色のインパクトはないものの、石張りではなくに積み上げることで凹凸感を楽しめるようにしました。
異なる表情を持つ2種類の壁をアクセントにした、オリジナル性のある和モダンな外構です。
⑧石積みの土留めで趣のある和庭に
【before】
和庭をリフォームした事例です。
植物は伸びたままの状態になっており、土留めは瓦を立てているだけの見栄えしない外構でした。
【after】
手入れしやすく見栄えもする主庭を意識し、不要な植栽・植物は撤去しています。
土留めを石積みに変更することで、より趣を感じられる和の空間に生まれ変わりました。
⑨小ぶりな石を使ってアクセントをプラス
植栽と駐車スペースの間に石積みを取り入れた事例です。
メインのアクセントではないけれど、ワンポイントとして石積みを取り入れたい場合、小ぶりな石を選ぶことで主張を抑えることができます。
植栽や周りの石と同系色にすると目立たないため、小さな石は色で変化をつけることがポイントです。
⑩石積みで小川を囲んで自然を感じる庭に
庭に小川をつくり、周りを石積みで囲んだ事例です。
石積みの面積を考慮して川の幅や長さを決めることで、バランスの良い形状に仕上げることができます。
より自然を感じられる庭を採用したい方は、石や水を取り入れた外構がおすすめです。
外構に石積みを採用する際の注意点
外構に石積みを採用する際の注意点をご紹介します。
石積みの強度に注意する
石積みは強度を心配される方も多いですよね。
高さのある石積みには、石の間にモルタルなどを流し込む「練積み」を採用することで強度を高めることができます。
低めの石積みなら、石の選定や配置などを工夫することで、割栗石や砂利を用いる「空積み」でも強度を保つことが可能です。
見た目の仕上がりにも差が出ますので、施工会社と相談して安全性とデザイン性どちらも満足できる施工方法を選びましょう。
石積みの天端や細かな隙間までこだわる
石積みを採用する場合、天端や細かな隙間までこだわることがポイントです。
例えば、石積みの壁を作る場合、次のポイントが抑えられているときれいに仕上がります。
・天端(壁の一番上のライン)が揃っている
・石同士に隙間がない
・人工的な石の切り口が見えていない
・ヒビが入った石を使っていない
依頼する外構業者の事例をチェックし、美しい石積みが施行されているか確認しましょう。
イメージに合わせて石の大小・種類・積み方を決める
石積みは石の大小・種類・積み方によって、外構デザインに変化をつけることができます。
存在感のある石積みにしたいなら、大ぶりな石を使うことでインパクトを与えることができるでしょう。
また、アクセントにする場合は目立つ石の色を選ぶことがポイントです。
石の積み方には、横ラインが揃った「布積み」や規則性のない「乱積み」など多くの種類があります。
具体的な仕上がりをパース図などで確認しながら、好みのデザインを選んでくださいね。
石積みに必要なスペースを認識する
石積みに必要な空間を打合せ段階で認識することが大切です。
石のサイズによっては、イメージよりも庭やアプローチが狭くなって後悔する可能性もあります。
また、石積みの高さによっては、圧迫感を感じるかもしれません。
石積みをした際の敷地の有効面積を理解した上で、採用するかを検討してみてくださいね。
石積みの施工実績が豊富な外構業者に依頼する
外構に石積みを採用したいなら、正しい知識や経験を持った外構業者に依頼することがポイントです。
石積みは職人さんの手作業によって仕上げていくため、実績の少ない外構業者だとイメージと異なる仕上がりになるリスクが高まります。
また、積み方によって強度に大きな差が出る点も注意すべきポイントです。
石積みの施工事例などを確認した上で、安心できる外構業者にお任せしましょう。
つくばガーデンでは、展示場にて実際に石積みの外構をご覧いただけます。
【石積みの花壇】
【石積みの門柱】
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
まとめ
石積みはどのようなテイストの外構にも馴染みやすく、お庭のデザイン性やオリジナル性をより高めてくれます。
花壇や境界、門柱など様々な空間に取り入れることができる外構手法ですので、ぜひ検討してみてくださいね。
石積みは設計・施工会社によって強度やデザイン性に差がつきやすいため、施工実績が豊富な外構業者に依頼することをおすすめします。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、お客様やお住まいに合った石積みの外構をご提案いたします。
イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。
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