手間のかからない庭の作り方|おしゃれなのに手入れが楽な庭の施工事例
・手間のかからない庭で美しい状態を維持したい
・おしゃれな外構って手入れが大変そう‥
お住まいの庭に対して、このようなご要望をお持ちではないでしょうか。
そこで今回は、手間のかからない庭づくりのアイデアについて解説します。
手入れの楽さを実現しながらも、デザイン性にこだわった外構の施工事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・手入れが楽な庭木や汚れが目立ちにくい素材を選び、雑草対策するなどの工夫で、手間のかからない庭を作ることは可能です。
・芝・花壇などのスペースを限定することでも、庭を手入れする負担を軽減することができます。
・おしゃれで手入れが楽な庭の施工事例をご紹介しますので、イメージに近い外構デザインを探してみましょう。
Contents
手間のかからない庭づくりのアイデア
手間のかからない庭づくりのアイデアをご紹介します。
①雑草が生えない工夫をする
庭の手入れの中でも、雑草抜きが大変と感じている方も多いですよね。
次のような素材で庭を仕上げることで雑草対策ができ、手間のかからない庭がつくれます。
・防草シート+砂利敷き
・防草シート+ウッドチップ
・土間コンクリート
・タイル
・レンガやインターロッキング
・真砂土
砂利やウッドチップで庭を仕上げる場合は、隙間から雑草が生えてくるため、下に防草シートを敷きましょう。
土間コンクリートやタイル、レンガなどを敷き詰める場合はほとんど隙間が無くなるため、雑草が生えるのを防げるケースが多いです。
また、真砂土は水を加えて練ると固まるため、雑草対策に効果的です。
自然土の柔らかな印象の庭にしたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▷つくばガーデンの「ECOな雑草対策」自然土舗装についてはこちら
雑草対策はこちらのコラムでも詳しくご紹介しております。
▷関連コラム:雑草対策10選|メリット・デメリットや失敗を防ぐポイントをチェック
②手入れの手間がかかりにくい庭木を選ぶ
手入れがかかりにくい庭木を選ぶことで、庭のデザイン性を高めつつもお手入れを楽にすることが可能です。
ちなみに、庭に植栽を採用すると次のような手入れが必要になります。
・水やり
・剪定
・肥料をあげる
・虫除けの薬剤散布
・落ち葉の片付け
つまり、乾燥に強く成長が緩やかで、葉が落ちない常緑樹の庭木を選ぶとメンテナンスが楽です。
おすすめな樹種の一例をご紹介します。
・ソヨゴ
・アセビ
・ハイノキ
ただし、上記の庭木が外構全体のバランスやデザインテイストとマッチしない可能性もあります。
デザインと手入れの楽さのバランスを考えながら、お住まいに合った庭木を選びましょう。
③石で自然素材を取り入れる
基本的にはノーメンテナンスな自然石を使って、外構をおしゃれに仕上げる方法もおすすめです。
石なら汚れがついても目立ちにくく、苔などが生えても味わい深さを感じられます。
こちらは石壁や石積を取り入れた外構事例です。
自然石はアプローチや門柱、テラスなど幅広い空間に採用できる素材なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
④天然芝でなく人工芝を選ぶ
「庭に芝を敷きたいけどお手入れは楽にしたい」という考えがあるなら、天然芝よりも人工芝がおすすめです。
天然芝は、柔らかな肌触りや四季の移り変わりを楽しめるなど様々な魅力があります。
しかし、水やりや芝刈り肥料撒きなど、頻繁にメンテナンスが必要な点がデメリットです。
人工芝ならメンテナンスはほとんど必要ありません。
防草シートを人工芝の下に敷くことで、雑草対策もできます。
天然芝・人工芝の比較については下記コラムでご紹介していますので、ご自身にはどちらが合っているのか検討してみてくださいね。
▷関連コラム:天然芝と人工芝の違いを9項目で比較|後悔しないためのポイントとおしゃれな事例も
⑤タイルデッキを採用する
庭にテラススペースを採用したいなら、メンテナンスフリーなタイルデッキをおすすめします。
タイルデッキと比較されるのがウッドデッキですが、天然木のタイプは塗装などの手入れが必要です。
人工木のウッドデッキなら基本的にメンテナンスフリーですが、デッキ下に落ち葉やゴミが溜まりやすかったり、クモの巣ができたりすることもあります。
タイルデッキならデッキ下や裏にスペースがないため、掃除の面でも手間がかかりません。
庭のテラスについては、こちらのコラムで詳しくご紹介していますので、素材選びの参考にしてみてくださいね。
▷関連コラム;テラス・中庭がある外構のおしゃれな施工例|タイル・ウッドデッキ、屋根付きなど
⑥汚れが目立ちにくい色・素材を選ぶ
外構のアイテム選びの際に、汚れが目立ちにくい色や素材を選ぶこともポイントです。
例えば、真っ白や真っ黒よりも、グレーやベージュなどを選んだ方が汚れは目立ちません。
フェンスやカーポートなどで使われる金属製のアイテムは、シルバーやシャンパングレーなどの光沢感がある色もおすすめです。
また、凹凸がある素材よりも表面がツルツルとした素材の方が、雨などで砂ホコリなどが流れやすくなります。
外装用のタイルなら、汚れが落としやすいような機能性を持ったタイプも多いです。
汚れを特に目立たせたくないアプローチや門柱などに取り入れてみても良いでしょう。
⑦手入れが必要な範囲を限定する
手間のかからない庭をつくりたいなら、手入れが必要な範囲を限定させる方法もおすすめします。
下の画像は、庭の一部分だけを花壇にして、その他の空間はタイルテラスにした事例です。
庭全体をメンテナンスしなくていいため、手入れの負担を軽減させることができます。
ガーデニングも楽しみつつ庭の手入れは楽にしたいという方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
おしゃれなのに手入れが楽な庭の施工事例
手入れが楽な庭を意識しつつ、デザイン性にもこだわった外構の施工事例をご紹介します。
①全体をコンクリートで仕上げたリゾートテイストの外構
敷地の大部分を土間コンクリートで仕上げた外構事例です。
コンクリート敷きにすることで雑草対策になります。
アプローチはタイルで仕上げてお手入れを楽にしました。
植栽のスペースを限定させ、メンテナンスをしやすくしています。
②手入れが必要な空間を限定させた庭
建物の正面はコンクリート敷きなどでシンプルに仕上げ、建物の外観が際立つ外構デザインにしました。
庭には植栽や天然芝を採用しました。
コンクリート敷きの部分もあるため、芝の範囲が限定されて芝刈りの負担を軽減できます。
③アルミと自然石でつくり上げた汚れが目立ちにくい外構
アルミの門扉やカーゲートを採用し、石柱で囲いをつくった事例です。
どちらも汚れが目立ちにくい色・素材のため、いつまでも美しい外構デザインを楽しむことができます。
アプローチにも自然石を採用しました。
カーポートやサイクルポートも採用し、庭だけでなく車や自転車の手入れも楽にした外構です。
④自然石の乱張りで高級感&ローメンテナンスな外構に
広範囲に自然石を乱張りした外構です。
自然石はノーメンテナンスなだけでなく、高級感やオリジナリティのある外構デザインに仕上げることができます。
花壇も自然石で仕上げ、駐車スペースには土間コンクリートを施工しました。
まとめ
日々忙しく過ごされていて庭に手をかける時間がない方でも、手間のかからない庭にすることで美しい状態の外構を保ちやすくなります。
素材や色選び、レイアウトなど様々な工夫によって手入れを楽にすることが可能です。
外構の施工実績が豊富な業者に相談し、ライフスタイルに合った庭づくりをしてみてくださいね。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、お客様やお住まいに合った手間のかからないおしゃれな外構をご提案いたします。
イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。
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