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施工例 「紡ぎの庭」改修工事

設計者より

財団法人筑波メディカルセンター筑波大学渡研究室は、財団法人都市緑化機構第一生命保険相互会社の主催する「緑のデザイン賞」(現「緑の環境デザイン賞」)において第19回「緑化大賞」を受賞され、その緑化助成工事をつくばガーデンにご依頼くださいました。

この計画においてつくばガーデンが担当致しましたのは、筑波メディカルセンター病院前の歩行者専用道路に点在するツリーサークル(松の木列植の根本を囲っている既存の石積み)を改修し、パーゴラ・ベンチ・立体花壇・花壇・改修ツリーサークルにリフォームする工事です。財団法人筑波メディカルセンターと筑波大学渡研究室が協同でプランニングされた緑化計画に従って、工事をさせて頂きました。

設計者よりイメージ画像


当計画地は、歩行者専用道路「つくば公園通り」にあり、つくば市の研究学園地区を南北に約5km結ぶ緑道軸(通称つくばペデストリアン)の北側基点である。本来、緑の骨格軸として計画された、この「つくばペデストリアン」は連続性のある緑の景観を形成しようとするものであるが、植栽帯は荒れ、街路樹の松が枯れているなど必ずしもその機能が完全に活かされているとは言えない。
そこで、つくば市の協力のもと、(財)筑波メディカルセンター、筑波大学渡研究室の協働による、花・緑・緑陰のデザインで活性化し、地域住民をはじめ、学生、保健医療施設利用者などを元気づけることを目的に緑化のプランをしたものである。

松が枯れているサークルに立体型花壇やパーゴラ、花を見ながら緑陰や日向に座れるツリーサークルベンチやパラソルベンチ、花と緑と座面の小さなサークル達が「紡ぎの庭」を演出するのです。
完成後の管理については、(財)筑波メディカルセンターを中心に市民活動等による植え替えを行うが、松などの高木、路面舗装面、照明灯などについてはつくば市の管理となります。(作品概要より抜粋)

設計者よりイメージ画像
霊園のリフォーム庭パース
ビフォー&アフター

主庭 奥側
ビフォー&アフター

イベント

2009年4月4日にはイベントが行われ、つくば市民とメディカルセンター病院職員のボランティアの皆様が参加して、クリスマスローズやラナンキュラス、忘れな草など春を彩る花を植えました。晴れた日には、患者さんとご家族がベンチで会話をしたり、ウォーキング中の方が足を止めて一休みする姿やカメラを手に散歩する人も多く見かけるようになりました。

イベント

パーゴラ

「紡ぎの庭」のシンボルとなる2つのパーゴラは、既存石積みのツリーサークルを解体して上部に構築した、3メートルを超える8角形の洋風あずまです。パーゴラの中は人が潜り抜けられるようになっていて、内側から格子越しに景色を眺める事も出来ます。根本にはスタージャスミンを植えてあり、成長するとジャスミンの香りに包まれた緑陰になる予定です。

パーゴラ

ベンチ

「紡ぎの庭」には、既存石積みのツリーサークルを解体して上部に木材を固定したベンチが3つあります。ベンチは全て8角形のツリーサークルを2つに割った形をしており、車椅子の方も内側に入れるように開口部を広くとっています。付近には草花がたくさん植えられた花壇があり、四季を感じながら憩う事が出来ます。

ベンチ

立体花壇・花壇・
改修ツリーサークル

レンガ等の素材を使用して、既存石積みは立体花壇・花壇・改修ツリーサークルの3種類に改修しました。中の土も入れ替えて、立体花壇中央のオリーブ他、アネモネ・ビオラ・イベリス・キンギョソウ・カスミソウ・アイランドポピー・パンジー・リシマキア・クリサンセマム・クリーピングタイム等が植えられています。

立体花壇・花壇・改修ツリーサークル

受賞プレート

緑化大賞受賞の証として、筑波メディカルセンター病院前には重厚感のある受賞プレートが設置され、「緑のデザイン賞」の理念・趣旨が記されています。



緑のデザイン賞 緑化大賞受賞

「緑のデザイン賞」は財団法人都市緑化機構と第一生命保険相互会社が緑化による地域の環境と景観の向上を図ることを目的として行っているものです。この緑は本賞において優秀な緑のデザインとして表彰を受けるとともに助成を受け実現したものです。身近な生活空間の緑化をともに推進し未来を担う子供たちに緑豊かな環境を伝えていきたいと願っております。

受賞プレート


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